特許
J-GLOBAL ID:200903080247921639

光コンセント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051820
公開番号(公開出願番号):特開平9-243859
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 コネクタの差込む方向を簡易な機構で適宜変更可能な光コンセントを提供すること。【解決手段】 アダプタ固定台40は、ガイド部材50とともに、箱本体30の底部32に垂直な中心軸の回りの4方向に簡易に着脱可能に固定できる。また、カバー20も、ガイド部材50やアダプタ固定台40とともに、箱本体30の底部32に垂直な中心軸の回りの4方向に簡易に着脱可能に固定できる。したがって、箱本体30を壁に固定したままで、ガイド部材50、アダプタ固定台40、アダプタ60、カバー20等を90 ゚づつ回転した位置に着脱自在に固定することができ、光ファイバーケーブルFCを上下左右の所望の方向に引出すことができる。したがって、光ファイバーケーブルFCの取り回しの際の曲げによって生じる伝送損失を低減することができ、家具等の設備の背面の押さえつけによる光ファイバーケーブルFCの破損のおそれも低減することができる。
請求項(抜粋):
一対の光ファイバーケーブルを接続するための中継アダプタを収容する光コンセントであって、底部中央に一方の光ファイバーケーブルを通す引込穴を有する本体部と、当該本体部の上部を覆うとともに他方の光ファイバーケーブルの先端に設けたコネクタを差込むための開口を有する上蓋部とによって構成され、前記開口を外周4方向に選択的に向けた状態で前記上蓋部が前記本体部に着脱自在なケース部と、前記一方の光ファイバーケーブルの許容最小曲げ半径よりも大きな曲率半径の半円筒状の外周面を有するガイド部材と、前記ガイド部材を、前記外周面が前記本体部の4つの側壁の任意の1つに対向しかつ当該外周面の軸が底面に平行になる状態で、前記本体部に着脱可能に支持する支持部材と、前記引込穴を経て前記外周面に沿って案内された前記一方の光ファイバーケーブルの先端に設けたコネクタを一端に嵌合させたアダプタを、当該アダプタの他端が前記上蓋部に設けた前記開口に対向するように前記本体部側に支持するアダプタ固定手段とを備える光コンセント。

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