特許
J-GLOBAL ID:200903080253349890

チューブラーフィルム内面をコロナ放電処理したフィルムを使用することを特徴とする塗装用マスキングフィルムロール体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174922
公開番号(公開出願番号):特開平7-008857
出願日: 1993年06月22日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【構成】ポリオレフィン系樹脂チューブラーフィルムの内面にコロナ放電処理を行い、チューブラーフィルムを切り開き、長手方向に特定様式に折りたたみ、フィルム一端に粘着テープを未貼着部分を残してコロナ放電処理面と対向して貼りつけ、管状体にロール巻きすることを連続的ライン工程で行う塗装用マスキングフィルムロール体の製法、およびこの製法による粘着テープの粘着剤層面と折りたたまれたフィルムの最上層の非コロナ放電処理面とは互いに背を向けて配置されていることを特徴とするロール体。【効果】容易に低コストで製造でき、得られた塗装用マスキングフィルムロール体は取扱い性、作業性、品質の面で非常に優れ、保管スペースも小さい。
請求項(抜粋):
ポリオレフィン系樹脂からインフレーション法によりチューブラーフィルムを製造する工程1、気体が封入された走行状態の該チューブラーフィルムの内面を密着させずに1〜7mmの間隙を設けて、フィルム間に気体が存在する状態で、フィルム外表面に高電圧電流を印加した少なくとも一対の電極を接触させ、フィルム内面間にコロナ放電処理を施し、フィルム内面の濡れ張力を向上させる工程2、コロナ放電処理後のチューブラーフィルムを長手方向に順次搬送中、該フィルムの1ヶ所に該フィルムの長手方向に切れ目を入れる工程3、チューブラーフィルムを長手方向に平行に折りたたむ工程4、工程3において切れ目を入れたフィルムの長手方向に向かって左または右の部分をフィルムの端部にて長手方向を回転軸として180度回転させフィルム内面を露出する工程5、コロナ放電処理面の左端または右端に、粘着テープを該粘着テープの粘着剤層とコロナ放電処理面とを対向させ、該粘着テープの左側または右側に未貼合部分を残して貼合する工程6、工程6で得られた粘着テープ貼合フィルムを管状体に巻きつける工程7、からなるチューブラーフィルム内面をコロナ放電処理したフィルムを使用することを特徴とする塗装用マスキングフィルムロール体の製造方法。
IPC (3件):
B05B 15/04 102 ,  B05C 17/06 ,  B29C 55/28

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