特許
J-GLOBAL ID:200903080253599447

モーターサイクル用空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-012327
公開番号(公開出願番号):特開平5-201207
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 サーキットでのコーナリング時のドライグリップを向上させると共に一般公道上でのウエット性能をも確保する。【構成】 トレッドセンターCL両側に、トレッドセンターCLからショルダー部16側へ向かうと共にタイヤ蹴出側(矢印D方向とは反対方向側)へ傾斜する傾斜主ラグ溝14をタイヤ周方向(矢印S方向)へ等間隔に設け、傾斜方向を互い違いとする。傾斜主ラグ溝14は、ショルダー部16へ接近するにしたがって溝幅を漸減させ、タイヤ周方向に対する傾斜角度を漸増させる。傾斜主ラグ溝14の間に、傾斜主ラグ溝14と同方向に傾斜した副ラグ溝18を設ける。副ラグ溝18もショルダー部16側へ向かうにしたがって溝幅を漸減させる。高速コーナリング時には、ネガティブ比の小さいショルダー部16側が接地し、コーナリングフォースCFの作用方向が傾斜主ラグ溝14と副ラグ溝18との傾斜方向にほぼ一致されるため、従来に比較してドライグリップ性が向上する。
請求項(抜粋):
タイヤ周方向に沿って配設され、トレッドのセンター部からショルダー部に向けて延びると共にセンター部側端部に対してショルダー部側端部がタイヤ蹴出側に配置され、溝中心線のタイヤ周方向に対する角度がセンター部側からショルダー部側へ向かうにしたがって実質上漸増され、溝幅がセンター部側からショルダー部側へ向かうにしたがって実質上漸減された傾斜主ラグ溝と、前記傾斜ラグ主溝のタイヤ周方向間に配設され、センター部側端部に対してショルダー部側端部がタイヤ蹴出側に配置されると共に溝中心線のタイヤ周方向に対する角度がセンター部側からショルダー部側へ向かうにしたがって実質上漸増された副ラグ溝と、を備え、センター部を0%位置、ショルダー部を100%位置とした際に、前記傾斜ラグ主溝の溝中心線と前記副ラグ溝の溝中心線とを平均した中心線のタイヤ周方向に対する平均傾斜角度を、0%位置から70%位置までの間で0°〜40°、30%位置から95%位置までの間で40°〜60°、45%位置から100%位置までの間で60°〜90°に設定し、かつ、前記傾斜ラグ主溝及び前記副ラグ溝は、トレッドのネガティブ比が、0%位置から30%位置までの間で10〜18%、30%位置から60%位置までの間で7〜13%、60%位置から100%位置までの間で2〜9%、となるようにその溝幅を設定したことを特徴とするモーターサイクル用空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/08 ,  B60C 11/04

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