特許
J-GLOBAL ID:200903080256212454

画像処理装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-049739
公開番号(公開出願番号):特開平8-251592
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 動画像圧縮に用いる際に適切な動きベクトルを検出できる画像処理装置を提供することを目的とする。【構成】 加算器8において、原点のオフセット46および回路動作上の動きベクトル44を加算して候補ブロックの座標(Xc,Yc)が算出される。比較器12では、現画面の基準ブロックの画像データS2と前画面の探索範囲の画像データS1との残差12と(Xc,Yc)と所定の優先順位とに基づいて、回路動作上の動きベクトル44の有効性が判断され、画像圧縮処理に最適な回路動作上の動きベクトル44が決定される。この回路動作上の動きベクトル44についての本来の動きベクトル47がレジスタ14に蓄積され、その後、出力端子18を介して出力される。
請求項(抜粋):
動画像データにおける第1の画像内の基準ブロックの画像データと前記第1の画像より前に表示される第2の画像内の所定の探索範囲内にある候補ブロックの画像データとの差分に基づいて、前記候補ブロックと前記基準ブロックとの位置関係を示す動きベクトルを算出する画像処理装置であって、動作上の基準位置からの前記候補ブロックの位置を示す動作上の動きベクトルを発生する動きベクトル発生手段と、前記基準ブロックの位置に対応する位置からの前記動作上の基準位置を示すオフセットデータと前記動作上の動きベクトルとを加算して、前記基準ブロックの位置からの前記候補ブロックの位置を示す基準動きベクトルを算出する加算手段と、前記基準ブロックの画像データと前記候補ブロックの画像データとの差分を検出する差分検出手段と、前記動きベクトル発生手段から発生した複数の動作上の動きベクトルについての前記差分が略等しい場合に、その複数の動作上の動きベクトルのうち、前記算出された基準動きベクトルの優先順位が高いものを特定する特定手段と、前記検出された差分と必要に応じて前記特定手段の特定結果とに基づいて、前記動きベクトル発生手段から発生された前記動作上の動きベクトルうち適切な動きベクトルを決定する決定手段とを有する画像処理装置。

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