特許
J-GLOBAL ID:200903080258251686

顔料で着色された水性インクジェットインキにおける斑点の改良

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-358018
公開番号(公開出願番号):特開平11-263930
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 光学濃度、クロマ、分散安定性、2次色生成のような望ましいインキ特性の喪失を伴わずに、無地の紙上の均一な濃度および斑点の無い外観を有する出力を生成する、顔料で着色されたインクジェットインキの提供。【解決手段】 (a) 水性ビヒクルと;(b) 不溶性着色剤と;(c) カチオン性ポリマー分散剤と;(d)(1)アミンオキシド、(2) N-アルキルベタイン、(3) エトキシル化された長鎖アルコール、(4) アセチレンジオール、および(5) 長鎖アミン塩から成る群から選択される少なくとも1つの界面活性剤とを含むことを特徴とするインクジェットインキ。
請求項(抜粋):
(a) 水性ビヒクルと;(b) 不溶性着色剤と;(c) カチオン性ポリマー分散剤と;(d) (1) 以下の式を有するアミンオキシド両性界面活性剤であって:【化1】ここで、R2 およびR3 がH、C1 -C4 アルキル、C1 -C4 ヒドロキシアルキルの群から選択されてもよく;R1 は、C8 -C22のアルキル、アリール、またはアルキルアリールであり、直鎖状または分枝状であってもよく、および-O-、-N-、-S-、-C(O)-、-C(O)O-、-C(O)N-、-S(O)2 N-、または不飽和基を含有してもよいアミンオキシド両性界面活性剤と;(2) 以下の式を有するN-アルキルベタイン両性界面活性剤であって:【化2】ここで、xは1〜4であり;R1 は、アルキル、アリール、またはアルキルアリールであってもよく、直鎖状または分枝状であってもよく、および-O-、-N-、-S-、-C(O)-、-C(O)O-、-C(O)N-、-S(O)2 N-、または不飽和基を含有してもよいC8 -C22であり;R2 およびR3 がH、C1 -C4 アルキル、C1 -C4 ヒドロキシアルキル、およびアルキル部分がC1 -C4 であるカルボキシアルキルの群から選択されてもよく;またはR2 およびR3 が連結して、N,O,Sからなる群から選択されるヘテロ原子を含有してもよい5〜6員環構造を形成してもよいN-アルキルベタイン両性界面活性剤と;(3) 以下の式を有するエトキシル化された長鎖アルコールの非イオン性界面活性剤であって:【化3】ここで、Rは、C8 -C22のアルキル、アリール、またはアルキルアリールであり、直鎖状または分枝状であってもよく、および-O-、-N-、-S-、-C(O)-、-C(O)O-、-C(O)N-、-S(O)2 N-、または不飽和基を含有してもよく;xは2〜100である長鎖アルコールの非イオン性界面活性剤と;(4) 以下のアセチレンジオール類であって、【化4】ここで、x+yは1〜100であり;R1 ,R2 ,R3 およびR4は、直鎖状または分枝状であるC1 -C20のアルキル、アリールおよびアルキルアリールの群から独立に選択されるアセチレンジオール類と;(5) 以下の長鎖アミン塩類であって、【化5】ここで、R1 ,R2 ,R3 ,およびR4 が、H,C1 -C4 アルキル、C1 -C4 ヒドロキシアルキル、アルキル部分がC1 -C4 であるカルボキシアルキル、ポリエチレンオキシド、および直鎖状または分枝状のC8 -C22アルキル、アリールまたはアルキルアリールからなる群から独立に選択され、R1 ,R2 ,R3 ,およびR4 のいずれか2つが連結して、N,O,Sからなる群から選択されるヘテロ原子を含有してもよい5〜6員環構造を形成してもよいことを条件とし、および少なくとも1つのR1 ,R2 ,R3 ,およびR4 が直鎖状または分枝状のC8 -C22アルキル、アリールまたはアルキルアリールであることをさらなる条件とし;Xが対イオンである長鎖アミン塩類とから成る群から選択される少なくとも1つの界面活性剤とを含むことを特徴とするインクジェットインキ。
IPC (2件):
C09D 11/00 ,  B41M 5/00
FI (2件):
C09D 11/00 ,  B41M 5/00 E
引用特許:
審査官引用 (3件)

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