特許
J-GLOBAL ID:200903080268495206

光ファイバループ干渉計を用いた振動・衝撃検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-201739
公開番号(公開出願番号):特開2003-014418
出願日: 2001年07月03日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 大きな地盤変動にも対応可能であり、長期にわたる保守においても問題の生じにくい変位検出機構を備えた振動・衝撃検出装置を提供する。【解決手段】 地盤に配置された第1、第2の支点と、第1の支点に一端を固定されたワイヤ21と、第2の支点に支持されワイヤの他端が巻き付けられた回転部22と、回転部に定ピッチで取り付けられた加振部22-2と、回転部が回転した際に1つの加振部により加振され特定の周波数で振動する共振体23とを含み、ループ状の光ファイバ20の一部を共振体に接触させて成る変位検出機構を備える。第1、第2の支点の間隔が広くなるとワイヤが引き出されることで回転部が回転し、その結果、加振部で加振された共振体の振動を光ファイバの振動に変換し、これに起因する干渉光の変化を光ファイバループ干渉計から周波数信号として出力し、該周波数信号の発生回数により第1、第2の支点の間隔の変位量を求める。
請求項(抜粋):
光源から出射された光を分岐結合素子によって分岐して、ループ状に配置した光ファイバの両端それぞれから入射させてこのループ状光ファイバ中を時計周りと反時計回りに伝搬させ、前記ループ状光ファイバ中を伝搬した時計回り伝搬光と反時計回り伝搬光とを前記分岐結合素子によって結合して受光素子に入射させ、この受光素子からの前記時計回り伝搬光と反時計回り伝搬光との位相差による干渉光の変化を電気信号として出力する光ファイバループ干渉計を用いた振動・衝撃検出装置において、地盤に配置された第1及び第2の支点と、前記第1の支点に一端を固定されたワイヤと、前記第2の支点に支持され前記ワイヤの他端側が巻き付けられた回転部と、該回転部に定ピッチで取り付けられた加振部と、前記回転部が回転した際に前記加振部により加振され特定の周波数で振動する共振体とを含み、前記ループ状の光ファイバの一部を前記共振体に接触させて成る変位検出機構を備え、前記第1及び第2の支点の間隔が広くなると前記ワイヤが引き出されることで前記回転部が回転し、その結果前記加振部で加振された前記共振体の振動を前記光ファイバの振動に変換し、これに起因する干渉光の変化を前記光ファイバループ干渉計から周波数信号として出力し、該周波数信号の発生回数により前記第1及び第2の支点の間隔の変動量を求めることを特徴とする振動・衝撃検出装置。
IPC (4件):
G01B 11/00 ,  E02D 17/20 106 ,  G01D 21/00 ,  G01H 9/00
FI (4件):
G01B 11/00 G ,  E02D 17/20 106 ,  G01D 21/00 D ,  G01H 9/00 E
Fターム (18件):
2D044EA07 ,  2F065AA02 ,  2F065AA18 ,  2F065CC23 ,  2F065FF51 ,  2F065GG01 ,  2F065JJ01 ,  2F065KK01 ,  2F065LL02 ,  2F065QQ28 ,  2F076BA18 ,  2F076BB09 ,  2F076BD06 ,  2F076BE08 ,  2G064AB24 ,  2G064BA23 ,  2G064BC12 ,  2G064CC41
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る