特許
J-GLOBAL ID:200903080278951900

セメント製造装置抽気ダストの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-260636
公開番号(公開出願番号):特開平10-099817
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】本発明は、セメント製造装置において塩素、アルカリ、硫黄の循環を低減するために焼成ガスの一部を抽気した際に抽気ガスに同伴するダストを水洗処理し、固形分はセメント原料として再利用し、処理液は含まれる有害物質を排水基準値以下まで除去して放流廃棄を可能にする処理方法を提供することを目的とする。【解決手段】抽気ダストに水を加えてスラリー化し、該スラリーのpH値を10以上に調整した後、固液分離する工程、得られたろ液のpH値を6〜8に調整して溶存する有害物質を沈殿させた後、2度目の固液分離を行なう工程、得られたろ液のpH値を1.5〜3に調整した後、第一鉄化合物を添加し、次いでpH値を9〜10に調製して沈殿を形成させ、該沈殿を含む生成スラリーに更に高分子金属捕集剤および高分子凝集剤を加えた後、3度目の固液分離を行なう工程を組合せ、水洗液からの除外を行なう。
請求項(抜粋):
セメント製造装置における焼成炉からの排ガスの一部を抽気してクリンカの塩素、アルカリ量を減少させるセメントの製造方法において、抽気ガスに同伴された抽気ダストに水を加えてスラリー化し、該スラリーのpH値を10以上に調整した後、固液分離する工程、得られたろ液のpH値を6〜8に調整して溶存する有害物質を沈殿させた後、2度目の固液分離を行なう工程、得られたろ液のpH値を1.5〜3に調整した後、第一鉄化合物を添加し、次いでpH値を9〜10に調製して沈殿を形成させ、該沈殿を含む生成スラリーに更に金属捕集剤および凝集剤を加えた後、3度目の固液分離を行なう工程 を具備することを特徴とする、抽気ダストの処理方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C04B 7/60 ZAB
FI (3件):
B09B 3/00 304 G ,  C04B 7/60 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB

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