特許
J-GLOBAL ID:200903080280890870

フッ素を含む有機ハロゲン化合物排ガスの処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296716
公開番号(公開出願番号):特開平10-137544
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 フッ素を含む有機ハロゲン化合物分解排ガスの処理を連続的に少ない水量によって行うと共に有価なCaF2を回収ができる方法を提供する。【解決手段】 本方法は、例えばフロン12の分解装置(20)から連続供給される分解排ガス中のHF、HClを、アルカリ槽(40)から連続供給されCa(OH)2を所定濃度で含むアルカリ溶液と接触させて非溶解性CaF2と溶解性CaCl2なる中和物を生成し、中和物を含むアルカリ溶液を槽(40)に戻すようアルカリ溶液を循環させ、一方、アルカリ槽(40)から中和物を含むアルカリ溶液を一定量づつ取りだし脱水機(51)でCaF2を除去、回収し、脱水機(51)で分離した分離水を一部排出した後槽(40)に戻し、戻した水量に見合ってCa(OH)2をアルカリ定量供給機で(44)供給し、さらに一部排出した分離水の量に見合って新水とCa(OH)2をアルカリ槽(40)に供給して槽(40)中のCaCl2を所定濃度にする。
請求項(抜粋):
フッ素を含む有機ハロゲン化合物を分解する分解装置から排ガスとして連続的に供給されるフッ化水素を、アルカリ槽から連続的に供給される所定濃度のアルカリ溶液と接触させて非溶解性の中和物を生成し、該中和物を含むアルカリ溶液をアルカリ槽に戻すようにアルカリ液を循環させ、一方、アルカリ槽から中和物を含むアルカリ溶液を一定量づつ取りだして脱水処理し、この脱水処理で分離した水をアルカリ槽に戻し、かつ該戻した水の量に見合って所定濃度になるようにアルカリを供給することを特徴とするフッ素を含む有機ハロゲン化合物排ガスの処理方法。
IPC (2件):
B01D 53/70 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (2件):
B01D 53/34 134 E ,  B01D 53/34 ZAB

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