特許
J-GLOBAL ID:200903080282911611

エアバッグ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292271
公開番号(公開出願番号):特開平8-127306
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】エアバッグ装置の低速度衝突での作動を回避すること。【構成】演算経過時間tが閾値t1に等しいときに(132) 、第一速度変化値V1が閾値TH1に達していないときは(134) 、閾値を上げることにより(146→152)低速度衝突でのエアバッグ装置の作動を回避する。また、第一速度変化値V1と第二速度変化値V2との比が所定の閾値Kより大きいとき(152) 、第二速度変化値V2の閾値をTH2より大きいTH3にすることにより(158) 、低速度衝突での作動を回避し、中速度以上での衝突時にエアバッグ装置を作動させる。
請求項(抜粋):
加速度センサーにより車両の減速度を検出し、その減速度を積分した速度変化値と予め設定された所定の閾値とを比較し、前記速度変化値が前記所定の閾値に達したときに、ガスを噴出するインフレータを起動させ、インフレータからのガスによりエアバッグを膨張させるエアバッグ制御装置において、前記減速度の第一基準値に対する偏差の時間積分である第一速度変化値を演算する第一速度変化値演算手段と、前記第一基準値よりも大きな第二基準値に対する偏差の時間積分である第二速度変化値を演算する第二速度変化値演算手段と、前記第二速度変化値が前記閾値に達したときに、前記インフレータを起動する起動手段とを備え、前記第一速度変化値が正になってからの時間が所定の時間に前記第一速度変化値が一定値に達しないとき、前記閾値を大きくすることを特徴とするエアバッグ制御装置。

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