特許
J-GLOBAL ID:200903080301938488

平面ひずみ圧縮試験装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358581
公開番号(公開出願番号):特開平10-185784
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 実際の土構造物内の土要素が受けている応力状態に近い状態での平面ひずみ圧縮試験が可能で、かつ構造や試験操作が簡単な平面ひずみ圧縮試験装置を提供する。【解決手段】 直方体形状の供試体10をキャップ20とベデスタル24で上下方向に挟み込み、ゴムスリーブ2で包囲する。そして、供試体10の長手方向を両側から拘束板32、34で挟み込み、各拘束板32、34を連結ロッド36で固定した状態で、三軸圧縮試験装置で用いる三軸セルTC内に設置し、セル水を注入する。この状態で鉛直荷重載荷装置VLにより供試体10に鉛直荷重をかけ、供試体10の剪断時の体積変化や液圧を測定する。この際、供試体10の水平方向には、変形の拘束による中間主応力方向と、セル圧による最小主応力方向とが生じるため、原位置の応力状態に近い条件で試験を行うことができる。
請求項(抜粋):
互いに直交する第1主応力方向、第2主応力方向及び第3主応力方向の応力を、それら3つの主応力方向の夫々に対して垂直な3対の側面を有する略々直方体形状の供試体の夫々の側面に加えて試験を行う平面ひずみ圧縮試験装置において、前記供試体を内部に配設する圧力室と、前記圧力室の外部の載荷手段が発生する力を前記供試体へ伝達することによって前記供試体に第1主応力方向の圧縮応力を加えるための、一対の挟持体を含んでなる圧縮応力印加手段と、前記供試体の第2主応力方向の変形を拘束する変形拘束手段と、前記圧力室の内部に圧力を発生させ、その圧力をもって、前記供試体に加わる第3主応力方向の圧縮応力とするための、圧力発生手段と、を備えたことを特徴とする平面ひずみ圧縮試験装置。
IPC (2件):
G01N 3/00 ,  G01N 33/24
FI (2件):
G01N 3/00 E ,  G01N 33/24 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-026963
  • 特開昭60-027839
  • 特開昭48-007792
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-026963
  • 特開昭60-027839
  • 特開昭48-007792

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