特許
J-GLOBAL ID:200903080305324727
半導電性転写ローラ及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-293755
公開番号(公開出願番号):特開平5-107794
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 静電容量が大きく、転写効率がよく、均一な体積抵抗を示し、リーク電流の発生がない等の優れた性質を有し、電子写真式複写機、レーザープリンター、ファクシミリ等の静電記録装置の軽量化、高速化に好適な半導電性転写ローラ、及びその製造方法を提供する。【構成】 静電記録装置に用いる転写ローラにおいて、回転軸の外周に、体積固有抵抗が107Ωcm以下の導電性弾性体層(A)、体積固有抵抗が105Ωcm以下、融点が100°C以下の導電性樹脂層(B)、及び体積固有抵抗が108〜1012Ωcm、厚み50μ以上、かつポリ弗化ビニリデン樹脂15〜70wt%、弗素ゴム30〜85wt%、制電性物質3〜15wt%から成る混合物で構成された半導電性樹脂層(C)を順次積層したことを特徴とする半導電性転写ローラ。及び前記(A)層が被覆された回転軸に、内層が(B)層であり、外層が(C)層である円筒状チューブを外嵌し、150°C以下の温度に加熱することを特徴とする前記半導電性転写ローラの製造方法。
請求項(抜粋):
感光体上の静電潜像に付着したトナー像を、静電力により記録紙に転写させるための転写ローラにおいて、該転写ローラが回転軸の外周に体積固有抵抗が107Ωcm以下である導電性弾性体層(A)、体積固有抵抗が105Ωcm以下で、融点が100°C以下の導電性樹脂層(B)、及び体積固有抵抗が108〜1012Ωcmの範囲の半導電性の樹脂層(C)の順に積層してなり、該半導電性の樹脂層(C)が50μ以上、100μ以下の厚みを有し、ポリ弗化ビニリデン樹脂15〜67wt%、弗化ゴム30〜82wt%及び制電性物質3〜15wt%の混合物からなることを特徴とする半導電性転写ローラ。
IPC (2件):
G03G 7/00
, G03G 15/16 103
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