特許
J-GLOBAL ID:200903080307383887

電動シャッターの異常判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342890
公開番号(公開出願番号):特開平10-184247
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 電動シャッターの閉駆動に伴って生起する異常の原因を判別することにより、その閉駆動の際の安全性を維持しつつ、その駆動回路の焼損等をも防止できる電動シャッターの異常判定装置を提供する。【解決手段】 シャッター2の閉駆動中に(S1)、電動機3の電流が検出され(S2)、異常判定手段8が、その電流が基準値30Aを越えている(異常)と判定すると(S3)、異常原因判別手段9が、閉駆動を停止させ(S4)、開駆動を指示する(S5)。そして、開駆動中も電流は検出され(S6)、判定手段8が、異常と判定すると(S7)、判別手段9は、開駆動を停止させ(S8)、閉駆動中の異常はその駆動回路4の抵抗等の劣化に因ると判別する(S9)。一方、判定手段8で異常判定されず(S7)、シャッター2が所定移動距離に達すると(S10)、判別手段9が、開駆動を停止させ(S11)、上記異常はシャッター2に人や物体が挟まれたことに因ると判別する(S12)。
請求項(抜粋):
シャッターの開閉駆動を電動機で行う際に、該電動機の状態量を検出するための間接検出手段と、前記シャッターが閉駆動されているときに、前記間接検出手段で検出された前記状態量を所定値と比較して異常か否かを判定する異常判定手段と、該異常判定手段により異常と判定された場合に、前記電動機に対しシャッターの開駆動を指示するとともに、該開駆動中の、前記異常判定手段による前記間接検出手段で検出される前記状態量に対する判定に基づいて、前記閉駆動中の前記異常判定の原因を判別する異常原因判別手段とを備えてなることを特徴とする電動シャッターの異常判定装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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