特許
J-GLOBAL ID:200903080307861835

吸音体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-202218
公開番号(公開出願番号):特開平11-030985
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 音のエネルギーが抵抗体で吸収される薄くて、取り扱い簡単な吸音体を提供する。【解決手段】 圧電フィルム1からなる構成の吸音体は、通常のプリント基板を作成する場合と同様に、ロール状の圧電フィルム1を引き出しながら該フィルム上に順次に、銅箔等からなる電極2の印刷、貫通孔3の打ち抜き、貫通孔の内面または内部に金属や抵抗材4を付着または充填する工程により作成される。この時、貫通孔3の内面、内部に抵抗体4をプリント基板を作るのと同様な方法で薄く作ることができる。こうして作成された吸音体の吸音作用は、外部の音による圧電フィルム1に加わる振動が圧力となって、両面に起電力を発生する。この起電力は、電極2と貫通孔3内面または内部に付着または充填された抵抗材4とで形成された閉回路に電流を流し、抵抗体4を通じて消費する。これにより圧電フィルムは電力を消費し、音のエネルギーが抵抗体で吸収されることになる。
請求項(抜粋):
圧電フィルムの両面に電極を設け、圧電フィルムに貫通孔を設け、この貫通孔の内面または内部に金属や抵抗体を付着または充填し、この金属や抵抗体を通じて前記電極を短絡してなる吸音体。
IPC (5件):
G10K 11/172 ,  E04B 1/82 ,  F24F 13/02 ,  G10K 11/162 ,  G10K 11/16
FI (5件):
G10K 11/16 E ,  E04B 1/82 Z ,  F24F 13/02 H ,  G10K 11/16 A ,  G10K 11/16 B

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