特許
J-GLOBAL ID:200903080313913618

耐ローピング性に優れるフェライト系ステンレス鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-027924
公開番号(公開出願番号):特開平9-217124
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、耐ローピング性の優れるフェライト系ステンレス鋼の製造方法を提供する。【解決手段】 フェライト系ステンレス鋼の熱延し上げ終了温度を900°C以上、巻取り温度を550°C以下とし、最終熱延板の板厚を4.0mm未満にし、当該熱延板中心層部にマルテンサイトを8%から35%残存させ、次の冷延工程で冷延率を70%以上とすることにより、冷延板のローピング発生を低減する。
請求項(抜粋):
下記式により定義されるγpot が40.0%以下であるフェライト系ステンレス鋼スラブを熱間圧延し、ついで熱延板焼鈍を行うことなく冷間圧延して最終焼鈍するステンレス鋼板の製造方法において、上記の熱間圧延を行うに際し、熱延仕上げ終了温度を900°C以上、巻取り温度を550°C以下として、最終熱延板の板厚を4.0mm未満に熱延し、当該熱延板中心層部にマルテンサイトを8%〜35%残存させ、次の冷延工程で冷延率を70%以上とすることにより、熱延組織をランダム化させることを特徴とする耐ローピング性に優れるフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。γpot = 420C+ 470N+23Ni+ 9Cu+ 7Mn-11.5Cr-11.5Si-12Mo-23V-47Nb-52Al+189ここで、成分の含有量は重量%で表わされる。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  B21B 3/02 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 302
FI (4件):
C21D 9/46 R ,  B21B 3/02 ,  C21D 8/02 D ,  C22C 38/00 302 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-290917
  • 特開平1-111816

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