特許
J-GLOBAL ID:200903080330517041

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-150639
公開番号(公開出願番号):特開平5-340623
出願日: 1992年06月10日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 複数の利用側熱交換器を備えた冷凍装置において、要求能力のない利用側熱交換器における液冷媒の滞溜を抑制し、冷媒充填量を削減する。【構成】 熱源側の各機器を接続する主冷媒配管9に対して、利用側の機器を接続する複数の分岐配管10を互いに並列に接続する。液ラインに、主冷媒配管9からの冷媒を分岐配管10に分流するための分流器20を設け、分流器20に、主冷媒配管9からの冷媒を導入するための冷媒導入管22と、下部から上方に延び、分岐配管10に接続される冷媒導出管23とを配設する。そして、各冷媒導出管23に、管内と分流器の上部とを連通させる連通孔24を形成する。熱交等のバイパス路を設けることで、利用側熱交換器7が蒸発器となるときにはガス冷媒をわずかに流し、利用側熱交換器が凝縮器となるときには出口の乾き度を確保して、停止側の分岐配管10における液冷媒の滞溜を防止する。
請求項(抜粋):
主冷媒配管(9)により接続される圧縮機(1)及び熱源側熱交換器(3)を有する熱源側ユニット(X)と、各々分岐配管(10a),(10b),...により接続される利用側熱交換器(7a),(7b),...及び開度の調節可能な減圧弁(6a),(6b),...を有する複数の利用側ユニット(A),(B),...とを備え、上記主冷媒配管(9)に対して各分岐配管(10a),(10b),...を互いに並列に接続してなる冷媒回路(11)を備えた冷凍装置において、上記冷媒回路(11)の液ラインに、主冷媒配管(9)からの冷媒を分岐配管(10a),(10b),...側に分流するための分流器(20)が設けられ、該分流器(20)は、主冷媒配管(9)からの冷媒を分流器(20)内に導入するための冷媒導入管(22)と、その下部から上方に延び、上記分岐配管(10a),(10b),...に接続される冷媒導出管(23a),(23b),...とを備え、該各冷媒導出管(23a),(23b),...には、管内と分流器(20)の上部とを連通させる連通孔(24a),(24b),...が形成されていることを特徴とする冷凍装置。

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