特許
J-GLOBAL ID:200903080330537913

タービンスクロール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-401089
公開番号(公開出願番号):特開平5-044488
出願日: 1990年12月10日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 小型過給機用ラジアルタービンのスクロールを小型化し,しかも圧力損失や励振力を低減すること。【構成】 スクロール流路外周稜線(10)の大部分を対数螺旋で形成するとともに,流路幅Bsと出口幅Beの比を大きく,流路高さBhと流路幅Bsの比を小さくする。また,流路断面積を周方向角度に対してほぼ直線的に変化させる。これにより,全周にわたって流れ角や出口部(9)の流速が一定になるとともに,壁面に沿う境界層の発達が抑制されて,圧力損失や励振力が低減するとともに,全体がコンパクトになり,タービン効率も向上する。
請求項(抜粋):
タービン動翼の外周に円周方向に延びた少なくとも一つの流路を有するラジアルタービンのスクロールにおいて,スクロール流路幅とスクロール出口幅の比が周方向の全域にわたって3以上であり,スクロール流路外周稜線の70%以上が対数螺旋で形成されているとともに,その対数螺旋で形成された部分のスクロール流路高さとスクロール流路幅の比が 0.9以下であり,かつスクロール流路断面積が周方向角度に対してほぼ直線的に変化することを特徴とするタービンスクロール。

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