特許
J-GLOBAL ID:200903080338498674
αエミッタとβエミッタとを主成分とする抗ウイルスおよび抗レトロウイルス放射免疫薬剤
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-556808
公開番号(公開出願番号):特表2002-519334
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2002年07月02日
要約:
【要約】本発明は、HIV-1、HIV-2、HIV-3、 HTLV-1、HTLV-2、HBV、HCV、HDV、CMV、EBV、HHV8感染および他の慢性ウイルス感染においてウイルス複製細胞をin vivoに除去するための放射免疫学的複合体(RIC)を含む医薬製剤に関する。その放射免疫学的複合体は、免疫学的に効果のある成分として、d)ウイルス感染細胞の原形質膜上で発現されるウイルスまたはウイルス誘発抗原に対するモノクローナル抗体またはその抗原結合断片、または、e)感染細胞の原形質膜上で発現されるウイルス構造タンパク質のエピトープに親和性を有するレセプタ分子またはその断片、またはf) 細胞レセプタ分子の断片であって、前記断片は変異誘発により修飾され、感染細胞の原形質膜上で発現されるウイルス構造タンパク質のエピトープに親和性を有している前記断片を含有していることを特徴とする。前記複合体はまた、d)放射性成分としてアルファエミッタまたはベータエミッタを含有していることを特徴としている。本発明の医薬製剤はまた任意選択的に製剤担体および/またはアジュバントを含む。
請求項(抜粋):
医薬製剤であって、 HIV-1、HIV-2、HIV-3、HTLV-1、HTLV-2、HBV、HCV、HDV、CMV、EBV、HHV8および他の慢性ウイルス感染の症例において、ウイルス複製細胞をin vivoで除去するための放射免疫複合体(RIC)であって、該RICが免疫学的に効果的な以下の成分、 (a) ウイルス感染細胞の原形質膜上で発現されるウイルスあるいはウイルス誘発抗原のそれぞれに対するモノクローナル抗体とその抗原結合断片、または、 (b) 感染細胞の原形質膜上で発現されるウイルス構造タンパク質のエピトープに親和性をそれぞれ有するレセプタ分子およびその断片、または、 (c) 突然変異誘発により修飾される細胞レセプタ分子の断片であって、感染細胞の原形質膜上で発現されるウイルス構造タンパク質のエピトープに親和性を有する該断片を含み、放射性成分として、 (d) アルファエミッタまたはベータエミッタ、を含み、任意選択的に医薬担体またはアジュバントを含む医薬製剤。
IPC (8件):
A61K 51/00
, A61K 39/395
, A61P 1/16
, A61P 31/12
, A61P 35/00
, A61K103:00
, A61K103:10
, A61K121:00
FI (9件):
A61K 39/395 L
, A61K 39/395 S
, A61P 1/16
, A61P 31/12
, A61P 35/00
, A61K103:00
, A61K103:10
, A61K121:00
, A61K 43/00
Fターム (15件):
4C084AA12
, 4C084DA21
, 4C084MA66
, 4C084ZB262
, 4C084ZB332
, 4C085AA14
, 4C085AA18
, 4C085AA26
, 4C085BA69
, 4C085BA87
, 4C085BB31
, 4C085EE01
, 4C085EE03
, 4C085EE06
, 4C085GG02
引用文献:
前のページに戻る