特許
J-GLOBAL ID:200903080338621417

新規アルカリペクチン酸リアーゼ及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242734
公開番号(公開出願番号):特開平10-337181
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【解決手段】 プロトペクチン、ペクチン酸、酸可溶性ペクチン酸及びペクチンに作用し、ペクチン酸をβ-脱離反応でα-1,4結合を切断し、不飽和結合を形成する作用を有し、最適反応pHが10.3〜10.7で、pH5〜11.5で安定であり、分子量約20〜21kDa(超遠心平衡沈降法)を有するアルカリペクチン酸リアーゼ及びその製造法。【効果】 このペクチン酸リアーゼは、アルカリ条件下で優れたペクチン酸リアーゼ活性を有し、衣料用や食器用等の洗浄剤配合用酵素として、また繊維処理用酵素として有用である。
請求項(抜粋):
下記の酵素学的性質を有するアルカリペクチン酸リアーゼ。 (1)作用 ペクチン酸(ポリガラクツロン酸)をβ-脱離反応に よってエンド的にα-1,4結合を切断すると共に非 還元末端のC4-C5位に二重結合を付与し不飽和ジ ガラクツロニド、あるいは不飽和オリゴガラクツロニ ドを生成する。 (2)基質特異性 プロトペクチン、ペクチン酸(ポリガラクツロン酸) 、酸可溶性ペクチン酸、ペクチンに作用する。 (3)最適反応pH pH10.3〜10.7(50mMグリシン-水酸化ナト リウム緩衝液中、ペクチン酸を基質とした場合) (4)安定pH pH5〜11.5(30°C、40mMブリットン・ロビン ソン広域緩衝液中60分間処理) (5)分子量 約20〜21kDa(超遠心平衡沈降法;SDSポリ アクリルアミド電気泳動法では約26kDa)
IPC (5件):
C12N 9/88 ZNA ,  C11D 3/386 ,  C11D 7/42 ,  C12N 9/88 ,  C12R 1:07
FI (3件):
C12N 9/88 ZNA ,  C11D 3/386 ,  C11D 7/42
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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