特許
J-GLOBAL ID:200903080341754762

マスタシリンダのセンタバルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349692
公開番号(公開出願番号):特開平11-180288
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 マスタシリンダのセンタバルブ装置において、ブレーキのアンチロック制御時、キックバックによる高油圧によりシールリップが半径方向内向きに押されても、シール部材がポペット弁の傘部から剥離することを簡単に防止することができるようにする。【解決手段】 ポペット弁16を、ピストン2fのリリーフポート14fに遊挿される弁杆31と、その一端に形成されてピストン前端面の弁座20に対向する傘部32と、この傘部32の、弁座20側端面に形成された環状凹部32aに充填、接合されるシール部材34とから構成すると共に、そのシール部材34に、その端面から隆起して弁座20に着座し得る環状のシールリップ34aと、それを囲繞する環状溝35とを形成した。
請求項(抜粋):
シリンダボディ(1)のシリンダ孔(1a)に嵌合して油圧室(3f,3r)を画成するピストン(2f,2r)に、油圧室(3f,3r)に臨む弁座(20)と、この弁座(20)を通して油圧室(3f,3r)をリザーバ(10)に連通するリリーフポート(14f,14r)とを形成し、弁座(20)と協働してリリーフポート(14f,14r)を開閉するポペット弁(16)を、リリーフポート(14f,14r)に遊挿される弁杆(31)と、この弁杆(31)の一端に形成されて弁座(20)に対向する傘部(32)と、この傘部(32)の、弁座(20)側端面に形成された環状凹部(32a)に充填、接合されるシール部材(34)とから構成すると共に、そのシール部材(34)に、その端面から隆起して弁座(20)に着座し得る環状のシールリップ(34a)を形成し、このポペット弁(16)に、ピストン(2f,2r)の後退位置でこれを閉弁し、ピストン(2f,2r)の前進に伴いこれを閉弁する開閉作動手段(A)を連結した、マスタシリンダのセンタバルブ装置において、シール部材(34)の端面に、シールリップ(34a)を囲繞する環状溝(35)を形成したことを特徴とする、マスタシリンダのセンタバルブ装置。
IPC (2件):
B60T 11/16 ,  B60T 15/04
FI (2件):
B60T 11/16 Z ,  B60T 15/04 A

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