特許
J-GLOBAL ID:200903080346834896

イムノクロマトグラフ法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-325122
公開番号(公開出願番号):特開平5-133956
出願日: 1991年11月14日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 クロマトグラフ媒体上において、移動相を構成する検出用粒子が十分良好に展開移動することができ、しかも長期間保存することによっても性能が低下せず、試料中の被検出物質の濃度が低いときにも十分に検出することのできるイムノクロマトグラフ法を提供すること。【構成】 試料中の被検出物質と結合可能な固定化試薬を含む反応部位を有するクロマトグラフ媒体上において、被検出物質と結合可能な検出試薬によって感作された検出用粒子をクロマトグラフ的に移動させると共に、試料を反応部位に接触させ、反応部位において被検出物質と固定化試薬と検出試薬とが結合することにより、検出用粒子が凝集することを利用して被検出物質を検出するイムノクロマトグラフ法において、酸素原子含有極性基を有するビニル系水溶性ポリマーの存在下で検出用粒子をクロマトグラフ的に移動させる。
請求項(抜粋):
試料中の検出すべき被検出物質と結合可能な固定化試薬を含む少なくとも1つの反応部位を有するクロマトグラフ媒体を固定相として用い、このクロマトグラフ媒体上において、前記被検出物質と結合可能な検出試薬によって感作された、検出用粒子が分散されてなる分散液を移動相として当該検出用粒子をクロマトグラフ的に移動させると共に、前記試料を前記反応部位に接触させ、これにより、前記反応部位において、前記試料中に存在する被検出物質が前記固定化試薬に結合すると共にこの被検出物質に前記検出試薬が結合することにより、前記移動相を構成する検出用粒子が特異的に結合して捕捉されることを利用して前記被検出物質を検出するイムノクロマトグラフ法において、前記移動相を構成する検出用粒子を、酸素原子含有極性基を有するビニル系水溶性ポリマーの存在下においてクロマトグラフ媒体上をクロマトグラフ的に移動させることを特徴とするイムノクロマトグラフ法。
IPC (3件):
G01N 33/543 ,  G01N 33/531 ,  G01N 33/545
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-025553
  • 特開昭63-025553
  • 特開平2-038971
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