特許
J-GLOBAL ID:200903080350411967

円筒密閉型電池及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183951
公開番号(公開出願番号):特開平11-031487
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 電解液の浸透性を向上させ液溜まりによる不良発生を抑える絶縁リングの構成を備えた円筒密閉型電池を提供する。【解決手段】 電池ケース2内に収容された極板群3と封口板5との間を離隔絶縁する絶縁リング7の外径側に切り欠き部、または立ち上がり部に分割部を形成して、電解液の極板群3への浸透速度を高めると共に、電池ケース2内からの空気の抜けをよくして電解液の浸透性を向上させ、液溜まりをなくして絶縁板6に位置ずれによる絶縁不良を解消する。
請求項(抜粋):
一方側に開口部を有する円筒形の電池ケース内に収容された正負両極の極板群と、この極板群のいずれか一方の極板から引き出されたリード線に接続して前記開口部を密閉封止する封口板と、この封口板と極板群との間を離隔させて絶縁する絶縁リングと、前記リード線と極板群との間を絶縁する絶縁板とを備え、前記極板群に電解液を浸透させて形成される円筒密閉型電池において、前記絶縁リングが、前記電池ケースの内周面に接する外径に形成されたリング状の平面部と、この平面部の内径側から前記開口部方向に立ち上がる立ち上がり部とを備え、前記平面部の外径側に電池ケースとの間に複数の間隙を形成する切り欠き部及び/または前記立ち上がり部にこれを複数に分割する分割部を設けて形成されてなることを特徴とする円筒密閉型電池。
IPC (3件):
H01M 2/08 ,  H01M 6/02 ,  H01M 10/40
FI (3件):
H01M 2/08 S ,  H01M 6/02 Z ,  H01M 10/40 Z

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