特許
J-GLOBAL ID:200903080356313428

燃料タンク内圧力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-185174
公開番号(公開出願番号):特開平6-033844
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明は内燃機関の運転時と停止時とで燃料タンクの内圧を適切に制御する燃料タンク内圧制御装置に関し、簡単な構造により、機関運転時と運転停止時とでタンク内圧力の設定圧に差圧を設けることを目的とする。【構成】 運転時はVSV40が開弁されてキャニスタ36からの燃料が吸気通路43に放出されるパージ実行の際に、キャニスタ36及びポート42を介して負圧通路35に負圧が加わる。これにより、タンク内圧制御弁27は空間29に負圧PA が導入されるため、空間28の圧力、すなわちタンク内圧力PT はP1-PA となる。ただし、P1 はダイアフラム30とスプリング31による設定圧で、P1 >PA である。また運転停止時は負圧通路35には負圧が導入されないので、タンク内圧PT はP1 となる。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料タンクで発生した蒸発燃料を、キャニスタ内の吸着剤に吸着させた後、所定運転条件下で内燃機関の吸気系へ吸引させるエバポパージシステムの燃料タンク内圧力制御装置において、少なくとも一対の弁座及び弁体と、該弁体を該弁座へ付勢する付勢手段とを有する単一の制御弁と、前記内燃機関の運転時は該付勢手段による設定圧を前記燃料タンク内の圧力が正圧となるような第1の設定圧とし、該内燃機関の運転停止時は該付勢手段による設定圧を該第1の設定圧よりも正圧方向に大なる第2の設定圧とする設定圧調整手段とを、前記燃料タンクから前記吸気系の前記蒸発燃料パージ部までの系内に設けたことを特徴とする燃料タンク内圧力制御装置。
IPC (2件):
F02M 37/00 301 ,  B60K 15/077

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