特許
J-GLOBAL ID:200903080357355760

断続的ガス吸入装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501197
公開番号(公開出願番号):特表平11-506660
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】断続的ガス吸入装置(10)は即時呼吸周期の吐出時間から次の呼吸周期(28)の吸入時間(26)に、呼吸している患者(14)の呼吸器系への入口(16)に、ある量のガス状流体を吸入する。断続的ガス吸入装置(10)はバルブアセンブリ(30)、センサー(32)及び制御装置(34)を含む。バルブアセンブリ(30)は、ガス状流体がガス状流体源(12)から患者(14)へ流れることを妨げる閉状態と患者(14)へのガス状流体の流れが確立される開状態との間で作動する。センサー(32)は、即時呼吸周期(24)における患者(14)の呼吸圧変化を検出し、患者の呼吸圧変化を表すセンサー信号を発する。制御装置(34)は、即時呼吸周期(24)の吸入時間(18)、即時呼吸周期(24)の吐出時間(22)またはその両方のいずれかにおいて、センサー信号を受け取り、処理し、即時呼吸周期(24)の吐出時間(22)内に反応し、バルブアセンブリ(30)を開状態に作動し、即時呼吸周期(24)の吐出時間(22)及び次の呼吸周期(28)の吸入時間(26)にガス状流体がガス状流体源(12)から患者(14)の呼吸器系への入口に流れる。本発明による様々な実施例において、補足酸素供給システムから酸素を受けている患者(14)の血液-酸素濃度を維持する方法も記載されている。
請求項(抜粋):
加圧されたガス状流体源と呼吸している患者との間に流体接続され、吸入時間後で即時呼吸周期の吐出時間から患者の次の呼吸周期の吸入時間に、ある量のガス状流体を患者の呼吸器系への入口に吸入するように操作する断続的ガス吸入装置であって、 (a)ガス状流体源と患者の呼吸器系への入口との間に流体接続され、流体接続が遮られガス状流体がガス状流体源から患者の呼吸器系への入口へ流れることを妨げる閉状態と、流体接続が確立されガス状流体がガス状流体源から患者の呼吸器系への入口へ流れる開状態との間で作動するバルブアセンブリと、 (b)呼吸している患者の呼吸器系への入口と流体接続し、患者の即時呼吸周期における吸入及び吐出時間の大気圧に対する呼吸している患者における呼吸圧変化を検出し、即時呼吸周期の呼吸圧変化を表すセンサー信号を発生するように操作するセンサーと、 (c)前記センサーと前記バルブアセンブリとの間に接続され、センサー信号を受けて処理し、即時呼吸周期の吸入時間に生じる負ピーク圧値及び即時呼吸周期の吐出時間に生じる正ピーク圧値決めるように操作する制御装置とを備え、該制御装置は正ピーク圧値の第一所定パーセントが得られた場合、即時呼吸周期の吐出時間内に応答し、前記バルブアセンブリを開状態に作動し、即時呼吸周期の吐出時間及び次の呼吸周期の吸入時間にガス状流体がガス状流体源から患者の呼吸器系への入口に流れ、前記制御装置はさらに負ピーク圧値の第二所定パーセントが得られた場合、次の呼吸周期の吸入時間内に応答し、バルブアセンブリを閉状態に作動し、ガス状流体がガス状流体源から患者の呼吸器系への入口へ流れることを妨げる断続的ガス吸入装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-034374
  • 特開昭61-131756

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