特許
J-GLOBAL ID:200903080358843319

鋳物砂の再生方法及び鋳型の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-335339
公開番号(公開出願番号):特開平6-154941
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 合成ムライト砂と水溶性フェノール樹脂とを使用して得られた鋳型からの回収砂を、良好に再生する方法を提供する。【構成】 鋳物砂が合成ムライト砂で、粘結剤が水溶性フェノール樹脂で、この粘結剤の硬化剤が有機エステル化合物である鋳型から砂を回収する。回収砂に、加熱処理を施す。加熱処理の温度は、200〜500°Cであるのが好ましい。この後、乾式研磨処理を施して合成ムライト砂を再生するのである。この再生砂を使用し、水溶性フェノール樹脂を含有する粘結剤とを混練する。そして、自硬性鋳型造型法で又はガス硬化性鋳型造型法で鋳型を得ることができる。【効果】 この再生方法を採用すれば、再生砂の表面の焼け残り成分量を少なくでき、新砂に近似した再生砂となる。従って、この再生砂を使用して鋳型を製造すれば、高強度の鋳型が得られる。また、この鋳型を使用すれば、品質の良好な鋳物を得ることができる。
請求項(抜粋):
鋳物砂として合成ムライト砂を使用し、且つ粘結剤として水溶性フェノール樹脂を使用して、該粘結剤を有機エステル化合物で硬化させて得られた鋳型からの回収砂を再生するに際し、回収砂に加熱処理を施した後、乾式研磨処理を施すことを特徴とする鋳物砂の再生方法。
IPC (3件):
B22C 5/00 ,  B22C 1/10 ,  B22C 1/22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-052324
  • 特開昭51-140823

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