特許
J-GLOBAL ID:200903080360402770

レトロウイルスのプロテアーゼインヒビター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-342508
公開番号(公開出願番号):特開平7-330733
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】下記一般式で表される化合物及びその製剤学的に許容される塩。化合物の具体的一例を示すと、[S-(R*,R*)]-[2-メチルブチル-1-[[(2-ピリジニルメチル)アミノ]カルボニル]ブチル]カルバミン酸1,1-ジメチルエステルになる。【効果】これらの化合物はレトロウイルスのプロテアーゼ酵素のインヒビターとして有用である。
請求項(抜粋):
式:【化1】式中、Zは単結合、酸素またはNHであり、XはヒドロキシルでありかつYは水素または-CH2OHであるか、あるいはXおよびYは一緒になってエポキシド-(CH2O)-であることができ、R1は水素;直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキル;-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);-(CH2)n-フェニル(n=0〜4);またはF、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルまたはフェニルで置換された-(CH2)n-置換フェニル(n=0〜4)であり、a、bおよびcは独立に0〜3であり(ただしa+b+cは4より小さい)、R2は水素;ヒドロキシル;-Q-直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキル;-Q-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);-Q-(CH2)n-フェニル(n=0〜4);またはF、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-Q-(CH2)n-置換フェニル(n=0〜4)であり;ここでQは酸素または単結合であり、R4は-Q-直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキル;-Q-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);-Q-(CH2)n-フェニル(n=0〜4);またはF、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-Q-(CH2)n-置換フェニル(n=0〜4)であり;ここでQは酸素または単結合であるか、あるいはR2およびR4は一緒になって式:【化2】の部分であって、式中、d、eおよびfは独立に0〜3であり(ただしd+e+fは4より小さい)R24は水素;ヒドロキシル;-Q-直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキル;-Q-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);-Q-(CH2)n-フェニル(n=0〜4);またはF、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-Q-(CH2)n-置換フェニル(n=0〜4)であり;ここでQは酸素または単結合であり、R42は水素;ヒドロキシル;-Q-直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキル;-Q-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);-Q-(CH2)n-フェニル(n=0〜4);またはF、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-Q-(CH2)n-置換フェニル(n=0〜4)であり;ここでQは酸素または単結合であるか、あるいはe=1または2のとき、R24およびR42は一緒になって単結合であることができ、これにより3または4員の環を形成し、R3は式:【化3】の部分であって、式中、R6は直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキルであり、前記アルキルはシクロ(C3-C7)アルキル、-OH、-CON(R1)2、下に定義するヘテロサイクル、フェニルまたはF、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換されたフェニルで置換されていてもよく、シクロ(C3-C7)アルキル;下に定義するヘテロサイクル;フェニル;F、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換されたフェニルであり、R7は水素;直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキル;-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);または【化4】であり、式中、Wは-NH-R10、-OR10または-NHCHR10R11であり、ここでR10は直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C8)アルキル;-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);-(CH2)n-フェニル(n=0〜4);F、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-(CH2)n-置換フェニル(n=0〜4);-(CH2)n-ヘテロサイクル、(n=0〜4)、およびヘテロサイクルは安定な5〜7員のモノサイクルまたはビサイクルまたは安定な7〜10員のビサイクルのヘテロサイクル環として定義され、前記ヘテロサイクル環は飽和もしくは不飽和であり、そして炭素原子とN、OおよびSから成る群より選択される1〜3個の異種原子とから成り、そしてここで窒素および硫黄の異種原子は酸化されていてもよく、そして窒素の異種原子は第4級化されていてもよく、そして上に定義したヘテロサイクルのいずれかがベンゼン環に縮合している、任意のビサイクル基を包含するすることができる;またはF、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-(CH2)n-置換ヘテロサイクル(n=0〜4)であり、そしてこのヘテロサイクルは上に定義した通りである;R11は-OHで置換されていてもよい直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C6)アルキル;-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);-(CH2)n-フェニル(n=0〜4);F、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-(CH2)n-置換フェニル(n=0〜4);または-COOR12(ここでR12は直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキルであるであり、R8は水素;直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C7)アルキルであるか、あるいはR6およびR7は一緒になって-(CH2)2-または【化5】であることができ、式中、g、hおよびiは独立に0〜3であり、ただしg+h+iは4より小さく、R67は水素;直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C4)アルキル;または直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C4)アルコキシであり、R76は水素;直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C4)アルキル;または直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C4)アルコキシであり、Aは水素または【化6】であって、式中、Uは単結合、酸素またはNHであり、R9は直鎖状もしくは分枝鎖状の(C1-C8)アルキル;-(CH2)n-シクロ(C3-C7)アルキル(n=0〜4);-(CH2)n-フェニル(n=0〜4);F、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-(CH2)n-置換フェニル(n=0〜4);-(CH2)n-1-ナフチル(n=0〜4);F、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-(CH2)n-1-置換ナフチル(n=0〜4);-(CH2)n-2-ナフチル(n=0〜4);、F、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-(CH2)n-2-置換ナフチル(n=0〜4) ;-(CH2)n-2-キノリル(n=0〜4);F、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-(CH2)n-2-置換キノリル(=0〜4);-(CH2)n-ヘテロサイクル(n=0〜4)であり、そしてこのヘテロサイクルは上に定義した通りである;ならびにF、Cl、Br、I、(C1-C4)アルコキシド、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の(C1-C6)アルキルで置換された-(CH2)n-2-置換ヘテロサイクル(n=0〜4)であり、そしてこのヘテロサイクルは上に定義した通りであり、R5は式:【化7】の部分であって、ここで、R6、R7およびR8は上に定義した通りである、の化合物およびその製剤学的に許容される塩。
IPC (8件):
C07D217/26 ,  A61K 31/415 ,  A61K 31/44 ,  A61K 31/47 ADY ,  C07D213/81 ,  C07D235/14 ,  C07D413/06 217 ,  C12N 9/99

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