特許

J-GLOBAL ID：200903080363345238

機器搭載用燃料電池装置

発明者： 内田 誠 ,  福岡 裕子 ,  菅原 靖 ,  江田 信夫
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-242762
公開番号（公開出願番号）：特開平10-092456
出願日： 1996年09月13日
公開日（公表日）： 1998年04月10日
要約：

【要約】【課題】 一つのパッケージ内に一体化した超小型化した機器搭載用の固体高分子型燃料電池を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の機器搭載用燃料電池装置は、燃料電池本体と、水素吸蔵ボンベと、水素吸蔵ボンベと燃料電池本体とを連結した水素供給手段と、燃料電池本体に空気を供給する送気手段を有し、燃料電池本体での発生熱を水素吸蔵ボンベに導いて加熱する構成を有し、送気手段の空気流と熱伝導体を用いて熱の伝達を行い、さらに燃料電池本体が内部の発生熱を外部に放熱する構成を有したものである。上記構成によって、燃料電池の廃熱を効率的に水素吸蔵ボンベへ熱伝導することが可能となり、機器に搭載できる超小型の電源システムを提供でき、長時間の作動および繰り返し利用が可能な電池システムが実現できる。

請求項（抜粋）：

パーソナルコンピュータ等の可搬用機器に搭載して用いられる燃料電池装置であって、燃料電池本体と、この燃料電池本体に必要な水素を吸蔵する水素吸蔵ボンベと、上記水素吸蔵ボンベと燃料電池本体とを連結し、水素を水素吸蔵ボンベから燃料電池本体に供給する水素供給手段と、上記燃料電池本体に燃料電池の発電に必要な酸素を供給するための空気を供給する送気手段を有し、燃料電池本体での発生熱を水素吸蔵ボンベに導いて同水素吸蔵ボンベを加熱する構成としたことを特徴とする機器搭載用燃料電池装置。