特許
J-GLOBAL ID:200903080363799166

スペクトル直接拡散通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031539
公開番号(公開出願番号):特開平10-229383
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 一重部と多重部からなる信号フォーマットによるスペクトル直接拡散通信システムにおいて、ACK,NAK信号の送信の誤り率を低下させ、回線状態に応じて通信方法を変更して全体のスループットを上げるようにすること。【解決手段】 B局でのヘッダー部の受信時、ビット同期用信号で拡散の同期やクロック再生,AGC処理を行ない、同期パターンでデータの同期を取り、多重数情報をみて受信機側の回路をその多重数に合わせ、パケット長の情報を用いパケットを復号し、CRCチェックをかけて、データの正誤を判断する。判断結果により上位層ではACKか、NAKの返送を決定する。A局への返送時、多重数は常に1を入れて、ACK,NAKを多重しないで送信すると、誤り率が多重した場合に比べて、はるかによくなる。その結果、ACK信号を出しているのにもかかわらず、A局側で受信ミスを起こして、再送する確率を少なくする。
請求項(抜粋):
拡散符号で直接拡散したスペクトル拡散信号を、任意のチップ数ずつ遅延させ多重可能とする多重化手段を用い、一重部分と多重部分を持つ、あるいは、多重部分もしくは一重部分のみを持つ信号フォーマットに従って多重化された信号を送受信するようにし、さらに、該送受信信号はパケット化され、ARQ方式を用いて送受信を行うスペクトル直接拡散通信システムにおいて、受信を確認したことにより発信するACK,NAK信号は、一重の拡散信号として送受信するようにしたことを特徴とするスペクトル直接拡散通信システム。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H04L 1/16
FI (2件):
H04J 13/00 G ,  H04L 1/16

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