特許
J-GLOBAL ID:200903080373620520

応答遅延方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302489
公開番号(公開出願番号):特開平11-145991
出願日: 1997年11月05日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】伝送通信路上で衝突が発生して、応答パケット損失の確率が高くなったり、要求データ送信側が一斉に応答データを受信するため、CPU負荷が高い場合には応答データの取りこぼしが発生し、受信バッファがオーバフローしたりする課題があった。【解決手段】要求パケット内に遅延値を設定してデータ送信し、受信側にてこの値と乱数から遅延時間を算出して、各通信装置が応答データを一斉に送信しないようにこの遅延時間の間、遅延してから応答データの送信を行う。
請求項(抜粋):
データ処理能力と通信制御機能をもつ通信装置が伝送通信路を介して接続されており、伝送通信路の制御がCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection )方式のように2つのノードが同時に送信した場合衝突が発生するネットワークシステムにおいて、前記通信装置が他の通信装置に対して要求データをネットワーク内の特定の複数ノードに対して同報通信、またはネットワーク内のすべてのノードに対して同報通信で送信し、その要求データを受信した各通信装置が応答データを返信するような要求/応答型の通信方式において、要求データ内に応答データを送信するための遅延値を設定し、要求データの送信側から応答データ送信のタイミングを設定できることを特徴とした応答遅延方式。

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