特許
J-GLOBAL ID:200903080376267899

コントロールケーブルの張力自動調整機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304791
公開番号(公開出願番号):特開平7-215184
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 構造簡単にしてケーブルの伸びを効果的に自動吸収せしめることができる自動調整機構の開発。【構成】 ねじ杆29を貫通するケースと、該ケース内に収納されると共に前記ねじ杆29に噛合可能である一対の胴割ねじ環と、ケース内に収納されたばねと、該ばねの弾圧力により一対の胴割ねじ環をねじ杆との噛合方向へ付勢するように、ケース内に形成されているテーパー面で構成されている張力調整機構本体30を具備せしめる。【効果】 構造簡単にして安価なるケーブル自動調整機構が提供でき、しかもそのケーブルの張力自動調整が確実になされる。
請求項(抜粋):
基台(22)に取付けられている支軸(23)に軸支されかつコントロールケーブル(26)の端部を引張るハンドブレーキレバー(21)と、コントロールケーブル(26)の前記端部に連結されたねじ杆(29)と、該ねじ杆(29)が貫通される張力調整機構(30)と、ねじ杆(29)の先端部に噛合されるロックナット(31)と上記張力調整機構本体(30)との間に介在されて、その張力調整機構本体(30)を前記ホイール(24)へ弾圧的に押圧するスプリング(32)とを有し、前記張力調整機構本体(30)は、上記ねじ杆(29)を貫通するケース(33)と、該ケース(33)内に収納されると共に前記ねじ杆(29)に噛合可能である少なくとも一個の胴割ねじ環と、ケース(33)内に収納されたばね(38)と、該ばね(38)の弾圧力により前記胴割ねじ環を、ねじ杆(29)との噛合方向へ付勢するように、ケース(33)内に形成されているテーパー面(33-1)で構成されていることを特徴とするコントロールケーブルの張力自動調整機構。

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