特許
J-GLOBAL ID:200903080379339408

連続塗装ラインにおける環境適合性を有する換気方法及び換気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-115310
公開番号(公開出願番号):特開平6-154676
出願日: 1991年04月19日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 連続塗装ラインにおいて塗料をスプレーすることから生じる有機物蒸気及び粒状物質を、高効率で回収し、健康及び安全性の制約にも合致して環境適合性を有し、高品質の塗装製品を製作する。【構成】 塗装装置10の塗装ラインは自動塗装ブース12、補修ブース14、フラッシュオフ・トンネル16、養生オーブン18及びコンベア26を順次有し、コンベアはこのラインに塗装対象物30を搬送する。自動塗装ブース12はフィルタ46及びブース12を介して空気を再循環させ、適切な塗装状況を維持するとともにコンベアの入口部を除き密閉する。内部の対象物に作業者がアクセスし得るアクセス開口部34を通して補給空気が引かれ、粒状物質及び有機化合物の放出を阻止する。補給空気は自動塗装ブース12へ流れる。有機物を含む空気の流れの一部は、安全な有機物濃度レベルにブース内の空気を維持するために自動塗装ブース12から引出され、燃焼される。
請求項(抜粋):
塗装装置であって、該装置中を連続して通過する塗装対象物に塗装を施すものにおいて:塗装対象物を通過させるとともに第1の塗装方向において第1の塗料流量で塗料を付与する第1の塗装ブースであって、該ブースが該ブースの一側より他側へ空気循環流を再循環させ、該空気流を第1の塗装方向において該ブースに流通させる手段を含んでなる第1の塗装ブース(12)と;前記第1の塗装ブースを通過した後に該塗装対象物を通過させるとともに該対象物に第2の塗料流量で塗料を付与する第2の塗装ブースと;該第2の塗装ブース内の空気の有機物含有量がその低爆発限界よりも小さい流量で前記第2の塗装ブースから第1の塗装ブースへ補給の流れを強制的に引き起こす手段と;前記第1の塗装ブースからの空気流を引き出す引き出し手段と;前記引き出し手段によって引き出された空気の流量を、第1の塗装ブース内の空気中の有機物含有量がその低爆発限界よりも小となるように制御する制御手段と;を備えてなる塗装装置。

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