特許
J-GLOBAL ID:200903080381045632

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058268
公開番号(公開出願番号):特開平5-263902
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 解放要素の解放を空吹け量が適正値となるよう進行制御しつつ、締結要素を締結させる制御で、トルクの引き込みと変速ラグについての制約を緩和し、運転性の向上を図る装置を得る。【構成】 締結側の締結制御をランプ制御で行うなら、締結ランプを2段階とする。締結摩擦要素(B/B) を、トルクフェーズは第1のランプに基づいて締結し、イナーシャフェーズは第2のランプに基づき締結制御する。各ランプの傾きは互いに異なる値に設定できる。ギヤ比の状態によって、トルクフェーズフィードバック(F/B) 制御終了時(A点)にランプ速度を変え、摩擦要素(B/B) の締結力を切換える。トルクフェーズF/B 制御中のランプ速度を上げられ、変速ラグも小さくできる。第2のランプはスロットル開度に伴い増加するように設定し、該開度の大小に合わせた制御もできる。
請求項(抜粋):
複数の摩擦要素の締結・解放切換えにより変速を行う自動変速機において、変速時に回転の空吹けが所定量となるよう、解放されるべき摩擦要素の解放を進行制御する解放要素制御手段と、締結されることとなった摩擦要素の締結を制御する手段であって、トルクフェーズでは第1の制御量に基づき、イナーシャフェーズでは第2の制御量に基づき、夫々該摩擦要素の締結制御が行われるよう制御量の設定をし、且つ、前記第2の制御量はスロットル開度が大になる程大きく設定する設定手段を含む締結要素制御手段とを具備してなることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-246653
  • 特開昭63-019455
  • 特開平2-120562

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