特許
J-GLOBAL ID:200903080389627860

工具取付装置に用いられる位置決め具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297612
公開番号(公開出願番号):特開平8-155710
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 マシニングセンタ等の工作機械へエンドミル等の工具Tを装着する場合に用いる工具ホルダに対し、工具Tの取付位置(突出度合)を調節するためにその内部にアジャストボルトを設けることがあるが、工具ホルダ内へ切削油を高圧で供給した場合に、アジャストボルトと工具との当接部分から切削油が漏れることがあった。これを解消する。【構成】 アジャストボルト1のボルト本体2に凹部10を設け、この凹部10内にOリング5を嵌め込むと共に、工具Tの後端部を受ける座具6を嵌め込む。座具6に工具Tを押し付ける状態でセットした後、ボルト本体2の貫通孔10b内に高圧の切削油を供給すると、Oリング5は、凹部10内で拡径してそのまわりでの油漏れを防止する一方、このOリング5が軸方向にも膨張して座具6を工具T側へ押し出し、座具6と工具Tとの間での油漏れをも防止する。
請求項(抜粋):
一端部に工作機械へ差込用のシャンク部(21)が設けられ他端部に工具保持手段(22)が設けられて成る工具取付装置(20)に対して上記工具保持手段(22)内に収容され工具(T)の後端部を当たり止めする位置決め具において、上記工具保持手段(22)内を軸方向に螺進可能となされ先端側に座具受け凹部(10)が設けられた本体部(2)と、該本体部(2)の座具受け凹部(10)内にその内周面に接する状態で設けられる環状弾性体(5)と、該環状弾性体(5)に対して後端部を当接させた状態で設けられ先端部に工具(T)を受ける座面(6c)が形成されて成る座具(6)とを有して成り、前記座具(6)が軸方向に移動可能に設けられていることを特徴とする工具取付装置に用いられる位置決め具。
IPC (3件):
B23B 31/20 ,  B23Q 5/00 ,  B23Q 11/10

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