特許
J-GLOBAL ID:200903080394920796

分散装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-321471
公開番号(公開出願番号):特開平11-070327
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 高硬度の固形物を含む配合物の分散作業を短時間かつ良好に行うことのできる剪断力ないし衝撃摩砕力のきわめて高い分散装置を得る。【解決手段】 蓋板22で上端を被蓋され、メクラに形成された円筒状の上部側壁241で区画された予備分散室201と、メクラ底板29で被蓋され、小孔35の形成された円筒状の下部側壁242で区画された仕上分散室202を備えたバスケット20内に分散媒体37を収容すると共に、蓋板22に形成された開口38を介して予備分散室201の上部から仕上分散室202内に至る回転軸12を挿入し、この回転軸12に予備分散室201内をかく拌する分散ピン141及び仕上分散室202内をかく拌する分散ピン142をそれぞれ複数対付設する。バスケット20とかく拌槽60の内壁間には前記バスケット20と干渉しない位置に、配合物65を対流させる液流動用羽根47の付設された液流動用軸46を配置する。
請求項(抜粋):
分散媒体が収容されたバスケット内に昇降自在な分散装置本体の回転可能に設けた回転軸に複数の分散ピンを設け、かく拌槽内の塗料やインキ等の顔料等の固形物を含む液状の配合物を分散せしめる分散装置において、前記バスケットは、バスケット内に配合物を導入する開口の形成された蓋板とこの蓋板で上端を被蓋された円筒状の上部側壁で区画され、前記蓋板の開口から導入された配合物を予備的に分散する予備分散室と、前記上部側壁の下端に連結され、下端を小孔を設けていないメクラ底板で被蓋された円筒状の下部側壁で区画され、前記予備分散室で予備分散された配合物を導入してこれを更に細かく分散する仕上分散室を備え、前記予備分散室を区画する上部側壁を小孔を設けないメクラに形成し、一方、前記仕上分散室を区画する下部側壁の少なくとも下方に、前記仕上分散室内の配合物をバスケット外に流出する小孔を円周方向に多数形成すると共に、ロッドを介して分散装置本体に前記バスケットを固定すると共に、前記蓋板に形成された開口を介して前記予備分散室の上部から仕上分散室内に至る前記回転軸を挿入し、予備分散室内をかく拌する分散ピン及び仕上分散室内をかく拌する分散ピンをそれぞれ前記回転軸の長さ方向に多段に複数対付設し、前記バスケットとかく拌槽の内壁間に駆動手段により回転駆動する液流動用軸を配置し、該液流動用軸に液流動用羽根を付設し、該液流動用羽根を前記かく拌槽内で、かつ前記バスケットと干渉しない位置に設けたことを特徴とする分散装置。
IPC (4件):
B01F 7/16 ,  B01F 7/00 ,  B01F 7/18 ,  B29B 7/08
FI (4件):
B01F 7/16 K ,  B01F 7/00 D ,  B01F 7/18 C ,  B29B 7/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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