特許

J-GLOBAL ID：200903080399394405

転がり軸受

発明者： 三田村 宣晶 ,  関野 和雄 ,  村上 保夫
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 森 哲也 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-175235
公開番号（公開出願番号）：特開平10-068419
出願日： 1997年06月16日
公開日（公表日）： 1998年03月10日
要約：

【要約】【課題】過酷条件下での耐摩耗性を確実に確保し、軸受の寿命を向上できる転がり軸受の提供を課題としている。【解決手段】軌道輪(外輪・内輪)、転動体(玉)は、それぞれ表面が300°CでHV600以上の硬さを有し、表層部に析出した炭化物及び炭窒化物の最大粒径が5μm以下の各完成品表面から構成される。高温である300°Cで表面硬さを特定することで、確実に、軌道輪及び転動体に所定以上の耐摩耗性が確保され、軸受の寿命が向上する。更に、表面硬化のために析出する炭化物及び炭窒化物の最大粒径が5μm以下となっているので、摩耗による表面の荒れも軽減されて、この点からも耐摩耗性が向上し、軸受の耐久寿命が更に向上する。

請求項（抜粋）：

軌道輪及び転動体の少なくとも一つが表層部に炭化物及び炭窒化物の少なくとも一方が析出された鋼からなる転がり軸受において、上記鋼からなる軌道輪及び転動体の少なくとも一つの完成品表面は、300°CでHV600以上700以下の硬さを有し、且つ、上記炭化物及び炭窒化物の最大粒径が5μm以下であることを特徴とする転がり軸受。

IPC (3件)：

F16C 33/32 ,  F16C 33/58 ,  F16C 33/62

FI (3件)：

F16C 33/32 ,  F16C 33/58 ,  F16C 33/62

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平3-064431
  
• 転がり軸受
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-239386   出願人：日本精工株式会社
• 耐摩耗性に優れた転がり軸受
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-185718   出願人：日本精工株式会社
• 特開平3-064431