特許
J-GLOBAL ID:200903080400276098

トルクコンバータのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038085
公開番号(公開出願番号):特開平8-233098
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 トルクコンバータのロックアップ状態においてアクセルペダルを踏み込む時、振動を防止するためのスリップ制御を過不足なしに行わせる。【構成】 コントローラ51はソレノイド43へのデューティDを0%にして弁10を図示位置にし、トルクコンバータ1をコンバータ状態にし、デューティDを100%にして弁10を図中左行させ、トルクコンバータ1をロックアップ状態にし、デューティDの加減によりトルクコンバータ1をスリップ制御する。コーストロックアップ状態でアクセルペダルを踏み込む時、アクセルペダル踏み込み量が設定時間内にスライスレベルを越える場合に限って、つまりエンジンが車体振動を生ずるようなコースト状態から加速状態へ切り換わる時に限って、トルクコンバータを振動防止用にスリップ制御する。
請求項(抜粋):
フューエルカット装置付エンジンのアクセルペダルを釈放したコースト走行中、トルクコンバータを入出力要素間が直結されたロックアップ状態にし、アクセルペダルの踏み込み時、トルクコンバータ入出力要素間をスリップ制御状態にするようにしたスリップ制御装置を有する自動変速機において、前記コーストロックアップ状態からのアクセルペダルの踏み込みに応答して前記エンジンが、フューエルリカバーにより加速状態へ移行するのに必要なアクセルペダル踏み込み量のスライスレベルを演算するアクセル踏み込み量スライスレベル演算手段と、前記コーストロックアップ状態からのアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段と、該アクセルペダルの踏み込みが行われている時間を計測するアクセル踏み込み時間計測手段と、これら手段からの信号に応答し、コーストロックアップ状態からのアクセルペダルの踏み込み量が、設定時間中に前記スライスレベルに達した時に、前記スリップ制御装置による制御を実行させるスリップ制御許可手段とを具備することを特徴とするトルクコンバータのスリップ制御装置。
IPC (8件):
F16H 61/14 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:22 ,  F16H 59:34 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:64 ,  F16H 59:70 ,  F16H 59:78

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