特許
J-GLOBAL ID:200903080400753813

開閉体の障害物感知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-240272
公開番号(公開出願番号):特開平8-105280
出願日: 1994年10月04日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 開閉体の閉鎖動作時にあり得る障害物を高精度で確実に感知する。【構成】 開閉体3の移動端となり溝開口14を有する枠体10と、枠体10の内面に突設される受片18と、溝開口14の開口幅を狭める一対の支持条片15と、溝開口14を閉塞する基板21の一面に支持条片15に掛かる鉤状先端23を有する一対の突条22が突設されて溝開口14に対して出入り自在になるとともに各突条22間に位置する平行片24と枠体10内に延出する突片25とが設けられた感知片20と、平行片24及び突片25と当接する底面36a 及び斜面37a を備えた翼板31を有し受片18にフック片33にて吊下状態で係合されるとともに翼板31と反対の方向に延設される重り片34を有して感知片20が枠体10内に進入した際に平行片24及び突片25を介して枠体10の奥方に揺動する作動片30と、感知片20が枠体10内に進入した際の作動片30の揺動を検知する検知手段40とを具備している。
請求項(抜粋):
建物開口に配設される開閉体の移動端となるとともに、建物開口の縁部と対向する端面に前記建物開口の幅方向となる長手方向に全通して溝開口が設けられる枠体と、前記枠体の内面に突設される受片と、前記枠体の溝開口の対向する縁部に設けられ、該溝開口の開口幅を狭める一対の支持条片と、前記枠体の溝開口を閉塞する基板を有し、該基板の一方の面には鉤状に形成された先端を有する一対の突条が突設されて前記溝開口に対して出入り自在となるように前記各支持条片に支持されるとともに、該一対の突条の各先端には、各先端間に位置し前記基板と平行な平行片および前記枠体の溝開口の内方に延出する突片がそれぞれ形成されている感知片と、前記感知片の平行片と当接する底面と、該感知片の突片と当接する傾斜した当接面とを有する翼板の一側縁に、前記受片に吊下状態に係合するフック片が突設され、該フック片にて枠体内を揺動自在となるように配設されるとともに、該フック片に対し前記翼板と反対の方向に延設される重り片が設けられ、前記感知片が枠体に対して進入した際に、前記平行片および/または突片を介して前記枠体の奥方向に揺動する作動片と、前記枠体に設けられ、前記感知片が枠体に対して進入した際の前記作動片の揺動を検知する検知手段と、を具備することを特徴とする開閉体の障害物感知装置。

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