特許
J-GLOBAL ID:200903080406425982

巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-098966
公開番号(公開出願番号):特開2002-293456
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 巻き取られる紙シートの層間にエアが侵入することを抑制する。【解決手段】 スプール支持台5上のスプール1に回転駆動装置を着脱自在に接続できるようにした巻取部Iを設ける。巻取部Iの後方に、タッチロール4とガイドロール18とを前端部に支持した支持フレーム9を前後方向移動可能に配設する。ガイドロール18の上方近傍位置に、紙シート2の走行方向上流側に傾斜した吹出口24aを有するエアノズル24を配置し、支持フレーム9に取り付ける。スプール支持台5の左右両側位置に、後方に傾斜したウォームジャッキ27を平行に設け、ガイドブロック29間に、スプール支持台5上にて紙ロール3の回転方向上流側に傾斜した吹出口35aを有するエアノズル35を取り付ける。紙シートの巻き取り時に各エアノズル24,35よりエア38を吹き出させ、走行する紙シート2に同伴するエア22及び回転する紙ロール3に同伴するエア23をカットさせる。
請求項(抜粋):
スプール支持台上に搬入されたスプールをその位置で回転駆動させることにより紙シートを巻き取るようにする巻取部の後方に、支持フレームをスプールに近接離反する前後方向へ移動可能に設けて、該支持フレームの前端部に、上記スプール支持台上のスプールに臨むように配置した紙幅方向の全長に亘って延びるタッチロールと該タッチロールの上方位置に平行に配置したガイドロールとをそれぞれ回転自在に支持させ、上記ガイドロールに沿わせて導いた紙シートをスプール支持台上にてスプールに巻き取らせて紙ロールを形成させる際、上記タッチロールをスプールに巻かれる紙シート表面に紙幅方向の全長に亘り所要のニップ圧で当接させて巻き取り操作を行うようにしてある巻取装置において、上記ガイドロールの上方近傍位置に、該ガイドロールに沿って走行する紙シートの表面に対して走行方向上流側に向けてエアを吹き出すよう吹出口を紙シート表面に所要角度に形成したエアノズルを設置し、且つ上記スプール支持台の左右両側位置に、スプールの軸心位置の延長線上を通って後方に斜め上向き方向に延びるガイドレールを左右対称に固定配置し、上記スプールに巻かれる紙シートの表面に対してスプール回転方向の上流側へ向けてエアを吹き出すように吹出口を紙シート表面に所要角度に形成したエアノズルの両端を、上記左右のガイドレールに移動可能に取り付け、更に、上記エアノズルをガイドレールに沿い移動させるためのノズル昇降装置を設置し、スプールに紙シートが巻かれることによるロール径の変動に追従してエアノズルを上方へ移動させて巻取部へのエアをカットできるようにした構成を有することを特徴とする巻取装置。
Fターム (5件):
3F055AA01 ,  3F055CA01 ,  3F055DA01 ,  3F055EA02 ,  3F055EA11
引用特許:
審査官引用 (5件)
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