特許
J-GLOBAL ID:200903080414301206

異なる3構成要素から成るプロピレン/エチレン共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097723
公開番号(公開出願番号):特開平5-178939
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 追加的な混合工程が不要な、高い衝撃強さ、高い剛性、低い白化傾向を示す好ましいプロピレン/エチレン共重合体混合物の製造法の提供。【構成】 ツィーグラー/ナッタ触媒組成物を使用し、動揺固定床において気相から3段階重合により、すなわち第1重合段階(A)において、20から40バールの圧力、60から90°Cの温度、0.5から5時間の滞留時間でプロピレンを重合させ、第2重合段階(B)において、5から30バールの圧力、40から110°Cの温度、0.2から4時間の滞留時間で、Aの重合体にプロピレンおよびエチレンの混合物を重合させ、次いで第3重合段階(C)において、5から30バールの圧力、40から110°Cの温度、0.1から5時間の滞留時間で、Bの重合体にエチレンあるいはエチレン、プロピレンの混合物を重合させ、A,B両モノマーの重量割合を1:1から20:1に、またA,Cにおいて反応せしるられるモノマーの重量割合を1:2から20:1に調整して、得られるプロピレン/エチレン共重合体。
請求項(抜粋):
チタン含有固体組成分のほかにさらに共触媒としてアルミニウム化合物を含有するツィーグラー/ナッタ触媒組成物を使用し、動揺固定床において気相から3段階重合により、すなわち第1重合段階において、20から40バールの圧力、60から90°Cの温度、0.5から5時間の反応混合物平均滞留時間でプロピレンを重合させ、第2重合段階において、第1重合段階の圧力より少なくとも7バール低い、5から30バールの圧力、40から110°Cの温度、0.2から4時間の反応混合物平均滞留時間で、第1重合段階から得られた重合体にプロピレンおよびエチレンの混合物を重合させ、次いで第3重合段階において、5から30バールの圧力、40から110°Cの温度、0.1から5時間の反応混合物平均滞留時間で、第2重合段階から得られた重合体にエチレンあるいはエチレンおよびプロピレンの混合物を重合させ、第1および第2重合段階において反応せしめられる両モノマーの重量割合を1:1から20:1に、また第1重合段階と第3重合段階の両者において反応せしるられるモノマーの重量割合を1:2から20:1に調整して、得られるプロピレン/エチレン共重合体。
IPC (4件):
C08F210/16 MJN ,  C08J 5/00 CES ,  C08J 5/18 CES ,  C08L 23:16

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