特許
J-GLOBAL ID:200903080422211208

超合金の鍛造方法及びその関連組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-518653
公開番号(公開出願番号):特表平9-508670
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】小粒径に鍛造されて、中間温度において高い降伏強さを有する超合金物品の製造方法である。好ましくは、出発組成物は、重量比で、15%のCr、13.6%のCo、4.1%のMo、4.6%のTi、2.2%のAl、0.01%のC、0.007%のB、0.07%Zr、残部Niである。この材質は、ガンマプライム溶液化温度より高温で、少なくとも0.5の真歪みにおいて鍛造される。または、上記材質は、中間超溶液アニールとともに、ガンマプライム溶液化温度よりも低い温度で鍛造される。オーバーエイジされた材質は、その後にガンマプライム溶液化温度よりも低温で加工される。その結果得られる小粒径の材質は、その後に熱処理されるか、または熱処理に先立って更に等温鍛造することで、複雑な形状を形成することが可能である。
請求項(抜粋):
実質的に12〜20%のCr、10〜20%のCo、2〜5.5%のMo、3〜7%のTi、1.2〜3.5%のAl、0.005〜0.25%のC、0.005〜0.05%のB、0.01〜0.1%のZr、0〜1%のTa、0〜4.5%のW、0〜1%のNb、0〜2.0%のFe、0〜0.3%のHf、0〜0.02%のY、0〜0.1%のV、0〜1.0%のReを有して残部がNiである材質を出発原料とし、ガンマプライム溶液化温度を有するとともに、粒径が小さく、略1200°F以下での機械特性に優れた物品の製造方法であって、 a.(i)ガンマプライム溶液化温度より高温で加工を行うステップ、(ii)ガンマプライム溶液化温度よりも低温で加工を行ってアニール処理を行うステップ、(iii)上記各処理を組み合わせたステップ、の各ステップのうち少なくとも一つのステップにより前記材質を加工し、前記少なくとも一つのステップでは、累積真歪みが少なくとも0.5、歪みレートが少なくとも0.1インチ/インチ/分とされるステップと、 b.前記加工された材質を前記ガンマプライム溶液化温度より高温に加熱して、前記加工された材質を1時間あたり100°F未満のレートでガンマプライム溶液化温度以下に冷却してオーバーエイジされた微小構造を形成するステップと、 c.前記材質をガンマプライム溶液化温度より低温で熱加工し、総歪みレートを少なくとも0.9、歪みレートを少なくとも0.1インチ/インチ/分とするステップと、 を有し、これにより、得られる材質の粒径を、ASTM粒径10またはそれより小さくすることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C22F 1/10 ,  C22C 19/05
FI (2件):
C22F 1/10 H ,  C22C 19/05 Z

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