特許

J-GLOBAL ID：200903080423746210

低硫黄軽油の製造方法およびその方法により製造される軽油組成物

発明者： 鈴木 康之 ,  飯野 明
出願人/特許権者： 出光興産株式会社
代理人 (1件)： 木下 實三 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-018920
公開番号（公開出願番号）：特開2000-212578
出願日： 1999年01月27日
公開日（公表日）： 2000年08月02日
要約：

【要約】【課題】 品質の高い低硫黄軽油を効率よく生産することのできる低硫黄軽油の製造方法を提供すること。【解決手段】 低硫黄軽油を製造する軽油製造システムは、直留軽油LGOを原料油軽油として、軽油脱硫装置11で脱硫処理した後、ストリッパ12で硫化水素H2Sを除去して生成油を得るように構成され、軽油脱硫装置11における脱硫反応条件は、水素分圧40〜80kg/cm2、水素オイル比200〜1500nm3/kl、LHSV0.4〜1.5h-1、反応温度330〜440°Cとされている。水素分圧、水素オイル比、LHSVがこのような値に設定され、反応温度が必要以上に高くならないので、反応温度の上げ過ぎに伴う生成油の色相悪化を防止できるうえ、水素化処理触媒11Bの寿命を延ばすことができ、触媒の交換回数を少なくして低硫黄軽油の生産効率を向上することができる。

請求項（抜粋）：

硫黄分0.2〜2.0wt%、沸点150〜400°Cの原料油軽油を、水素化処理触媒の存在下、水素分圧40〜80kg/cm2、水素オイル比200〜1500nm3/kl、LHSV(液空間速度)0.4〜1.5h-1、反応温度330〜400°Cの条件で水素と接触させて生成油を得ることを特徴とする低硫黄軽油の製造方法。

IPC (5件)：

C10G 45/06 ,  B01J 23/75 ,  C10G 45/08 ,  C10G 65/04 ,  C10G 67/02

FI (5件)：

C10G 45/06 Z ,  C10G 45/08 Z ,  C10G 65/04 ,  C10G 67/02 ,  B01J 23/74 311 M

Fターム (13件)：

4G069AA03 ,  4G069AA08 ,  4G069BA01B ,  4G069BC57A ,  4G069BC59B ,  4G069BC65A ,  4G069BC67B ,  4G069CC02 ,  4G069FA02 ,  4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA01 ,  4H029DA09