特許
J-GLOBAL ID:200903080433896180

車載用電子機器の照明装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282033
公開番号(公開出願番号):特開平9-123831
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 マスタ機器とスレーブ機器との照明装置を共に消灯状態とする。【解決手段】 マスタ機器4には、車両の電源装置3からハイレベルの定常信号であるILL(+)信号と、デューティ比が可変のパルス信号であるILL(-)信号とが与えられる。デジタル/アナログ変換回路32は、ILL(-)信号をデューティ比に応じたレベルの平滑出力に変換する。マスタ照明回路31は、ILL(+)信号と平滑出力のレベル差に応じた輝度で照明する。スレーブ電子機器5は変換回路32から駆動電力が供給される。平滑出力は、輝度調整回路49において、基準レベルと比較される。平滑出力が基準レベル未満であるときは、スレーブ照明回路45は予め定める割合で分圧された平滑出力とILL(+)信号とのレベル差に応じた輝度で照明する。平滑出力が基準レベル以上となると輝度調整回路49において、平滑出力が強制的に遮断される。
請求項(抜粋):
(a)直流電源11と、(b)予め定めるデューティ比可変範囲内でデューティ比が可変の制御パルスを発生する制御パルス発生手段と、(c)マスタ電子機器であって、制御電圧に応答してインピーダンスを変化させるインピーダンス変化素子T1と、インピーダンス変化素子T1と直列に接続されて第1直列回路を構成し、この第1直列回路は、直列電源11の一方の出力端子と他方の出力端子との間に接続されるマスタ照明手段31と、制御パルス発生手段の出力を平滑化し、その平滑化した制御電圧をインピーダンス変化素子T1に与え、制御パルスが前記予め定めるデューティ比可変範囲内の一方の最端の値であるときにおいて、マスタ照明手段31を消灯状態にする変換手段とを有するマスタ電子機器と、(d)マスタ照明手段31の両端にそれぞれ接続される一対の接続導線51,52と、(e)スレーブ電子機器であって、導通状態および遮断状態を切換えるスイッチング素子T3と、スイッチング素子T3と直列に接続されて第2直列回路を構成し、この第2直列回路は、前記接続導線51,52間に接続され、制御パルスが前記一方の最端の値であるときにおける前記接続導線51,52間の電圧によって点灯状態を保つ特性を有するスレーブ照明手段と、接続導線51,52に接続され、接続導線51,52間の電圧が、制御パルスの前記予め定めるデューティ比可変範囲内にある予め定める基準値を越えるときスイッチング素子T3を導通状態に切換え、前記基準値以下であるときスイッチング素子T3を遮断状態に切換えるスレーブ照明制御手段とを有するスレーブ電子機器とを含むことを特徴とする車載用電子機器の照明装置。

前のページに戻る