特許
J-GLOBAL ID:200903080442956889

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-312733
公開番号(公開出願番号):特開平5-009381
出願日: 1991年11月27日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【構成】 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、テレフタル酸成分単位50〜100モル%と、これ以外の芳香族ジカルボン酸成分単位0〜50モル%および/または脂肪族ジカルボン酸成分単位0〜50モル%とからなるジカルボン酸成分単位と、脂肪族および/または脂環族ジアミン成分単位からなるジアミン成分単位とからなる繰返し単位から構成され、極限粘度が0.5〜3.0dl/g、融点が300°Cを超える芳香族ポリアミド(A)を100重量部、特定のグラフト変性共重合体(B)を10〜80重量部および脂肪族ポリアミド(C)を5〜80重量部の量で含有する。さらに、リン系酸化防止剤(D)を0.05〜2重量部の量で含んでいてもよく、これらの組成物はコネクターを形成するのに適している。【効果】 この組成物からは、耐熱性及び衝撃強度に優れた成形体が得られる。
請求項(抜粋):
(A)テレフタル酸成分単位50〜100モル%と、テレフタル酸以外の芳香族ジカルボン酸成分単位0〜50モル%および/または炭素原子数4〜20の脂肪族ジカルボン酸成分単位0〜50モル%とからなるジカルボン酸成分単位と、脂肪族ジアミン成分単位および/または脂環族ジアミン成分単位からなるジアミン成分単位とからなる繰返し単位から構成され、そして、30°C濃硫酸中で測定した極限粘度が0.5〜3.0dl/gの範囲内にあり、かつ融点が300°Cを超える芳香族ポリアミド、(B)グラフト変性α-オレフィン重合体、および/または、グラフト変性芳香族ビニル系炭化水素・共役ジエン共重合体またはその水素化物、および(C)脂肪族ポリアミドからなる樹脂組成物であり、該樹脂組成物中におけるグラフト変性α-オレフィン重合体、および/または、グラフト変性芳香族ビニル系炭化水素・共役ジエン共重合体またはその水素化物(B)の含有量が、該芳香族ポリアミド(A)100重量部に対して10〜80重量部の範囲内にあり、該脂肪族ポリアミド(C)の含有量が、該芳香族ポリアミド(A)100重量部に対して5〜80重量部の範囲内にあることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 77/06 LQS ,  C08L 51/06 LLE ,  C08L 77/06 LQW ,  H01R 13/46 301
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-240162

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