特許
J-GLOBAL ID:200903080444966865

モード変換器およびそれを備えたジャイロトロン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-158729
公開番号(公開出願番号):特開2001-338586
出願日: 2000年05月29日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ジャイロトロンの空胴共振器で発生し、円形導波管内を伝播する高次モードのミリ波を自由空間中を伝播するビーム状に変換するモード変換器の寄生発振抑制および変換効率向上を目的とする。【解決手段】 この発明のジャイロトロンのモード変換器7を構成する概略円形導波管は、その横断内面形状が入口端27から放射開口部23に向かって5mm以下(0mmを含む)の領域に真円形から非真円形となる領域が存在し、そこから変形度が深くなる形状が与えられている。それにより、モード変換器の入口付近が不所望な空胴共振器を構成する可能性が低くなり、ジャイロトロンに内蔵した場合に生じる寄生発振を低減できる。
請求項(抜粋):
概略円形導波管の横断内面形状が高次モードミリ波の入口側から放射開口側に向かって進むにつれて真円形又は真円形に近い円形から非真円形への変形度を徐々に強めていく形状を有し、それによって上記概略円形導波管内を伝播する高次モードのミリ波を自由空間中のミラー系を伝播する主モードのミリ波へ変換するためのモード変換器において、上記概略円形導波管の非真円横断内面形状の始まる位置が、上記入口側の端から上記放射開口側に向かって5mm以下(0mmを含む)の位置に存在することを特徴とするモード変換器。
Fターム (1件):
5C029RR04

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