特許
J-GLOBAL ID:200903080450132160

脱硝制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-162416
公開番号(公開出願番号):特開平8-028249
出願日: 1994年07月14日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 脱硝反応プロセスの動特性を考慮したフィードフォワード制御と無駄時間に強いフィードバック制御をもつ脱硝制御装置を提供する【構成】 脱硝反応プロセスの入出力信号の時間変化から将来の排出NOx 量並びに排出アンモニア量を予測する脱硝反応プロセスの動特性モデルを内蔵し、排出NOx 量の履歴データ、アンモニア注入量の履歴データ、および好ましくは運転スケジュール等より予測推定される将来の発生NOx 量の予測データを入力して、将来の排出NOx 量並びに排出アンモニア量をそれぞれの設定値にほぼ一致させるような将来のアンモニア注入量を逐次予測演算するアンモニア注入量予測演算手段55を設ける。
請求項(抜粋):
ガスタービンの排ガスにアンモニアを注入し化学反応により窒素酸化物を分解除去する脱硝反応プロセスの前記アンモニアの注入量を制御する脱硝制御装置において、脱硝後の排ガス中の窒素酸化物量である排出窒素酸化物量を規制値以下に保つために将来にわたって目標とする排出窒素酸化物量を設定する排出窒素酸化物量設定器と、排出窒素酸化物量、アンモニア注入量およびその他の前記脱硝反応プロセスに関与する所定のプロセス量を周期的に入力して時系列に保持するデータ保持手段と、前記所定のプロセス量の将来の予想値を設定または予測演算する予想プロセス量出力器と、前記データ保持手段に保持されている各種プロセス量の時系列データ、前記予想プロセス量出力器からの将来の所定のプロセス量のデータ、および前記排出窒素酸化物量設定器からの将来の排出窒素酸化物設定値のデータに基づいて、前記脱硝反応プロセスに関与する各種プロセス量の時間変化から将来の排出窒素酸化物量の時間変化を予測する前記脱硝反応プロセスの動特性モデルを用いて、将来の排出窒素酸化物量を対応する将来の排出窒素酸化物設定値にほぼ一致させるような将来のある期間のアンモニア注入量を逐次演算し、算出した制御時点のアンモニア注入量をアンモニア注入量設定値信号として出力するアンモニア注入量予測演算手段とを具備することを特徴とする脱硝制御装置。
IPC (4件):
F01N 3/08 ZAB ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/74
FI (2件):
B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 129 E

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