特許
J-GLOBAL ID:200903080450218455

パレット落下防止装置及びアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-000817
公開番号(公開出願番号):特開2001-193299
出願日: 2000年01月06日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 パレット落下防止装置の動作時における騒音を低減すること、及び騒音の低減に好適なアクチュエータを提供すること。【解決手段】 シャフト27に揺動自在に軸支されたレバー28の両側に、いずれもねじりコイルばねの形状を有し、レバー28を互いに逆方向に付勢する戻しばね32及び駆動ばね33が取り付けられている。駆動ばね33は、形状記憶合金からなり、非加熱時には、その付勢力が戻しばね32の付勢力とレバー28の自重との合成力より十分に小さく、加熱時には、記憶形状に戻ろうとして上記合成力より十分に大きな駆動力を発生する。瞬時に大きな駆動力を発生させる電磁ソレノイドとは異なり、付勢力のバランスを変化させてレバー28を駆動するため、レバー28の動きが緩やかであり、レバー28がストッパー30,31に衝突する際の衝撃,騒音が小さい。
請求項(抜粋):
自動車を載置するパレットの昇降経路に突出した設定位置、及び該昇降経路から退避した退避位置の間を移動可能に設けられたレバーと、該レバーを、前記設定位置及び退避位置のいずれかに位置するよう駆動する駆動手段と、を備え、自動車が載置されるパレットを昇降する昇降装置を備えた立体駐車機に取り付けられ、前記設定位置に移動させた前記レバーにより、前記パレットの落下を防止するパレット落下防止装置において、前記駆動手段は、前記レバーを前記設定位置に向けて付勢する第1付勢手段と、前記レバーを前記退避位置に向けて付勢する第2付勢手段と、を有し、該第1及び第2付勢手段の少なくともいずれか一方が、通常時には他方の付勢力により変形し、加熱時には他方の付勢力に抗して記憶形状に戻る形状記憶合金ばねからなり、該形状記憶合金ばねの加熱状態に応じて、前記レバーの位置が切り替わることを特徴とするパレット落下防止装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • パレット落下防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-215423   出願人:シーケーディ株式会社
  • ばね装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-017840   出願人:サンポット株式会社
  • 特開昭63-051022
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