特許
J-GLOBAL ID:200903080450576076

帯域選択透過回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-148032
公開番号(公開出願番号):特開2004-350236
出願日: 2003年05月26日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】広帯域で低損失な透過特性を得ることができると共に、小型化、低コスト化が可能な帯域選択透過回路を提供する。【解決手段】入力端子3と出力端子4との間にコンデンサ部をなす積層コンデンサ11を接続する。また、出力端子4と端子5との間には、チップコイル部品21と巻線型コイル部品31とを直列接続する。そして、積層コンデンサ11は、第1,第2の引出電極間の距離aと内部電極から実装面までの距離b1,b2との関係が、1.64a+(b1+b2)≦0.85(但し、a、b1、b2の単位はmm)を満足している。また、チップコイル部品21は、35vol%以上の割合で空孔を含むセラミック焼結体にガラスまたは樹脂を塗布もしくは含浸させる構成としている。これにより、帯域選択透過回路1は広帯域な透過特性を得ることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力端子と出力端子との間に直列に接続されたコンデンサ部と、該コンデンサ部の入力側または出力側のいずれか一方に片方の端子が接続されたインダクタ部とを備えた帯域選択透過回路において、 前記コンデンサ部は、誘電体層を挟んで互いに対向して設けられ静電容量を形成する第1,第2の内部電極と、該各内部電極と直交する前記誘電体層の実装面に設けられた第1,第2の外部電極と、前記第1の内部電極を該第1の外部電極に接続する第1の引出電極と、前記第2の内部電極を前記第2の外部電極に接続する第2の引出電極とを備えた積層コンデンサを用いて構成し、 前記積層コンデンサの第1,第2の引出電極の距離aと、第1の内部電極から実装面までの距離b1と、第2の内部電極から実装面までの距離b2との関係が以下の式を満足する構成とし、 1.64a+(b1+b2)≦0.85 但し、a、b1、b2の単位はmm 前記インダクタ部は、35vol%以上の割合で空孔を含むセラミック焼結体と、該セラミック焼結体の内部に配置されたコイル電極と、前記セラミック焼結体に塗布もしくは含浸された樹脂またはガラスとを備えたコイル部品を用いて構成したことを特徴とする帯域選択透過回路。
IPC (2件):
H03H7/075 ,  H01F27/00
FI (2件):
H03H7/075 A ,  H01F15/00 D
Fターム (10件):
5E070AA05 ,  5E070AB03 ,  5E070BB01 ,  5J024AA01 ,  5J024BA04 ,  5J024BA11 ,  5J024DA03 ,  5J024DA25 ,  5J024EA02 ,  5J024KA01

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