特許

J-GLOBAL ID：200903080466673705

エアバッグドアの開裂構造

発明者： 鈴木 裕明
出願人/特許権者： 株式会社イノアックコーポレーション
代理人 (1件)： 山本 喜幾
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-348716
公開番号（公開出願番号）：特開2002-145000
出願日： 2000年11月15日
公開日（公表日）： 2002年05月22日
要約：

【要約】【課題】 エアバッグ装置の作動時に乗員の安全を確保して2次災害の発生を回避する。【解決手段】 中央開裂予定線15および側縁開裂予定線16a,17aの交点部位に形成される第1のドアパネル部13のコーナー部13b,13bを非鋭利形状に形成することで、第1のドアパネル部13が乗員席の側へ開放変位した際に該ドアパネル部13に乗員が衝突したとしても、乗員の安全が十分に確保される。前記コーナー部13b,13bは、中央開裂予定部15における端末部位35を曲線状に延在形成することでラウンドが付され、これにより非鋭利形状に形成される。

請求項（抜粋）：

車両内装部材(10)に設けた2枚のドアパネル部(13,14)における境界ラインに沿って設けた中央開裂予定線(15)と、両ドアパネル部(13,14)の側縁ラインに沿って夫々設けた側縁開裂予定線(16a,17a,16b,17b)とを有し、膨張を開始したエアバッグ(32)が前記夫々のドアパネル部(13,14)を内側から押圧して前記中央開裂予定線(15)および側縁開裂予定線(16a,17a,16b,17b)を夫々破断させることで、前記第1のドアパネル部(13)を乗員席の側へ開放させると共に第2のドアパネル部(14)を乗員席と反対側へ開放させるようにしたエアバッグドアの開裂構造において、前記中央開裂予定線(15)および側縁開裂予定線(16a,17a)の交点部位に形成される前記第1のドアパネル部(13)のコーナー部(13b,13b)を非鋭利形状に形成することで、第1のドアパネル部(13)が開放変位した際の乗員の安全を確保し得るよう構成したことを特徴とするエアバッグドアの開裂構造。

IPC (2件)：

B60R 21/20 ,  B60K 37/00

FI (3件)：

B60R 21/20 ,  B60K 37/00 B ,  B60K 37/00 J

Fターム (9件)：

3D044BA08 ,  3D044BB01 ,  3D044BC02 ,  3D044BC15 ,  3D054AA03 ,  3D054AA14 ,  3D054BB09 ,  3D054FF04 ,  3D054FF20