特許
J-GLOBAL ID:200903080467325077

通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-064285
公開番号(公開出願番号):特開平8-265880
出願日: 1995年03月23日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 複数のスレーブ装置のうちのいずれかが応答不可能な状態であっても、この応答不可能な状態のスレーブ装置よりも優先順位の低いスレーブ装置が、自分の応答メッセージを他のメッセージと衝突せずに送信できるようにする。【構成】 故障診断テスタ5が接続確認要求メッセージを送信すると、各制御装置2、1、6、7が順に応答メッセージを送信する。ここで制御装置6が応答不可能な状態のとき、故障診断テスタ5は、制御装置1からの応答メッセージの受信完了から時間P2X後に、制御装置6が本来送信するはずの応答メッセージと同じメッセージを、ダミーとして送信する。これによって制御装置7は、このダミーの後に自分の応答メッセージを送信できる。
請求項(抜粋):
マスタ装置と複数のスレーブ装置とが通信路を介して接続され、前記マスタ装置は、所定の処理の実行を要求する要求メッセージを前記通信路上に送信し、前記複数のスレーブ装置は、前記通信路からの前記要求メッセージを受信したら、自分の識別値を組み込んだ応答メッセージを、優先順位の高いスレーブ装置から順に前記通信路上に送信する通信システムにおいて、前記マスタ装置は、前記複数のスレーブ装置のうちのどれが、前記応答メッセージを送信できる状態であるかを確認するための確認メッセージを前記通信路上に送信する確認メッセージ送信手段を備え、前記スレーブ装置は、前記確認メッセージを前記通信路を介して受信したら、自分の識別値を組み込んだ前記応答メッセージを前記通信路上に送信するように構成され、さらに前記マスタ装置は、応答可能な状態の前記スレーブ装置からの、前記確認メッセージに対する応答メッセージを、前記通信路を介して受信したとき、この応答メッセージに組み込まれた前記識別値を記憶する識別値記憶手段と、応答不可能な状態の前記スレーブ装置からの前記応答メッセージを受信待ち中か否かを判定する判定手段と、この判定手段によって前記受信待ち中であると判定されたとき、前記識別値記憶手段に記憶された識別値よりも、1つ優先順位の高い識別値を組み込んだダミーメッセージを、前記通信路上に送信するダミーメッセージ送信手段とを備えることを特徴とする通信システム。
IPC (6件):
H04Q 9/00 321 ,  B60R 16/02 650 ,  B60R 16/02 665 ,  G01M 17/007 ,  G01R 31/00 ,  H04L 12/40
FI (6件):
H04Q 9/00 321 E ,  B60R 16/02 650 J ,  B60R 16/02 665 P ,  G01R 31/00 ,  G01M 17/00 J ,  H04L 11/00 321

前のページに戻る