特許
J-GLOBAL ID:200903080479288142

加速度センサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005511
公開番号(公開出願番号):特開平5-188081
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 精度よく加速度を測定する。【構成】 圧電体21の第1の主面には長手方向に平行な中心軸線に対して対称な状態で複数の帯状電極22及び23が形成されている。一方、圧電体21の第2の主面上には全面に亘って電極24が形成され接地されている。圧電体は互いに隣合う帯状電極において分極方向が逆向きとなるように第1及び前記第2の主面間で分極処理が施されている。帯状電極22及び23は差動増幅器26に接続され、圧電体に第1及び第2の主面間で規定される方向に加速度が加わった際、帯状電極22及び23からの出力電圧は差動増幅器で差動増幅され、この差動増幅電圧に応じて加速度が検出される。このようにして、差動増幅電圧に基づいて加速度を検出しているから、出力電圧に重畳された同相電圧を効果的に除去でき、精度よく加速度を測定することができる。
請求項(抜粋):
第1及び第2の主面を備え所定の方向に延びる圧電体と、前記所定の方向に平行な中心軸線に対して対称な状態で前記第1の主面上に形成された複数の帯状電極と、前記第2の主面上全面に亘って形成された電極と、前記圧電体の一端部を前記所定の方向において支持するベースとを有し、前記圧電体は互いに隣合う前記帯状電極において分極方向が逆向きとなるように前記第1及び前記第2の主面間で分極処理が施されており、前記電極は接地され、前記圧電体に前記第1及び前記第2の主面間で規定される方向に加速度が加わった際前記複数の帯状電極からの出力電圧に基づいて前記加速度を検出するようにしたことを特徴とする加速度センサー。

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