特許
J-GLOBAL ID:200903080487980500

コードレス電力供給方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-406061
公開番号(公開出願番号):特開2005-168232
出願日: 2003年12月04日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】床面に多数配設された送電電極の電源への接続を、床上物体の受電電極から与えられる給電要求信号に従って達成し、また床上物体に送電電極の位置を認識させることにより、漏電、短絡事故、感電の恐れのない、高い安全性で床上物体にコードレスで電力を供給し、送電電極の数を少なくして、電力供給床を簡単に安価に製造する。【解決手段】 床面2に多数設けた送電電極3を、セレクタ4により床下配線15に個々に切替え可能にとし、セレクタ4を床上物体19から与えられる給電要求信号H3に従って、送電電極3を電力線16に接続するものとした電力供給床1から床上物体19に、送電電極3に位置を検出するセンサー33を設けて、目的とする送電電極3の位置を予測決定して、受電電極24の送電電極3との接触を確実に得、これにより床上物体19への給電を確保する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
床面(2)に多数の送電電極(3)を配設し、少なくとも電力線(16)を有する床下配線(15)を設け、前記送電電極(3)と床下配線(15)とを、個々に切替え可能に接続するセレクタ(4)を設け、前記各送電電極(3)の間隔を、前記床面(2)上に位置する床上物体(19)に設けた一対の受電電極(24)に対して、隣り合った前記送電電極(3)が別々にそして同時に接触し、かつ一つの前記受電電極(24)が、同時に二つの送電電極(3)と接触しない値に設定し、前記セレクタ(4)を、前記送電電極(3)と受電電極(24)との接触もしくは接近により、前記床上物体(19)から与えられる給電要求信号(H3)に従って、内蔵した切替え接点(5)を切替えて、前記受電電極(24)と接触もしくは接近している送電電極(3)を電力線(16)に接続するものとした電力供給床(1)から、前記床面(2)を自走する床上物体(19)に電力を供給するコードレス電力供給方法であって、搭載した蓄電回路(22)に蓄えた電力により負荷(21)の一部であるモータを稼動させて自走する前記床上物体(19)にセンサー(33)を設け、該センサー(33)の検知信号から目的とする送電電極(3)の位置を検出しながら前記床上物体(19)を移動させて、目的とする選択した前記送電電極(3)に受電電極(24)を接触もしくは接近させて、前記床上物体(19)からセレクタ(4)に給電要求信号(H3)を送り、前記セレクタ(4)を給電要求信号(H3)の受信によりオン状態とし、これにより前記送電電極(3)と電力線(16)とを接続して、前記電力線(16)から、前記床上物体(19)の負荷(21)に電力を供給すると共に、前記蓄電回路(22)に充電電力を供給し、前記給電要求信号(H3)の受信が無くなったならば、前記セレクタ(4)をオフ状態として、前記送電電極(3)と電力線(16)との接続を遮断するコードレス電力供給方法。
IPC (3件):
H02J17/00 ,  H01F38/14 ,  H02G11/00
FI (3件):
H02J17/00 B ,  H02G11/00 V ,  H01F23/00 Q
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平2-16090号公報
審査官引用 (2件)
  • 給電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-385291   出願人:藤岡一路
  • 特開平2-168801

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